またもやチケットが余ったという理由で突然の輪行に…という事で、行ってみたかった奈義町現代美術館と、片鉄ロマン街道を走ってみる。
5年ぶりのスーパーはくとで
一時間半程度の輪行。窓からの陽射しと車内のエアコンのバランスが良くて、うとうとしていたらアッという間に着いてしまった感じ。
駅前はほぼ変わっていなくて懐かしい。先の旅行では後日酷い目にあったので(笑)、一旦少し北上してドラッグストアで日焼け止めを仕入れて出発。
R53、
身体が緩い坂を平坦と勘違いして脚が回らないと思い込むのが地味にきつい。
なんとか登りきり。走ってないと衰えが如実に出るなあ。
峠のトンネルはどれも歩道はなく、そこそこ交通量もあるのでドキドキ抜ける。
ここから3kmほど、ループ橋までの下りは全く漕がずに50km/h走行。ここまで来るとブレーキが効かなくて怖い。
最大の山場を抜けて、今回あとは降りるだけ。
途中から国道を逸れて走る。広がる水田がとても綺麗。
写真だとギラギラと写るが、暑さはそれほどでもなく快適。
奈義町現代美術館に到達。駐輪場は見当たらずで、駐車場の看板に結わえた。
太陽、大地、月の作品から成る美術館で、自分の足音が残響する月のインスタレーションが凄く面白かった。
津山、城東町並保存地区へ到達。
界隈は以前仕事で訪れた際、ホテルのレンタサイクルで流してみた事がある場所。念願叶って愛車でふらり。
暑い時間帯のせいか人は少なめ?
ちょうどコロナ騒ぎの前に訪れていたので、それほど以前と印象は変わらない気も。
少し北上して
津山城跡。レンタサイクルで城北通りから登った時は凄い坂に感じたのだけど、ブロだとすいっと。
ここも駐輪環境(アナウンスとか)が乏しくて残念。
城を下りたところにあるつやま自然のふしぎ館へ。
隣にある観光センターのバイクラックに駐輪。ここから城跡への入り口アクセスもあるので、本来はここに駐めてお城へ向かうのがセオリーなんだろうけど、ちょっと導線の案内が乏しくて、古い歴史ある観光地でよくある残念感というか。
以前、地元の情報通の方に名所を訪ねたとき紹介された施設。昭和感漂う子供向けの博物館の印象なので、正直何かの冗談だったのかなと思いながらの入館だったのだけど、今だとちょっと作れないんじゃないかと思う膨大な種類の剥製などが展示されていて結構夢中で楽しめたり。
お陰でもう一つ回ろうと思っていた津山まなびの鉄道館はタイムアップ。
鉄分がないので細かい事はさっぱりなのだけど、小学生の頃に行った京都の梅小路蒸気機関車館を思い出す。
念願かなって愛車で津山観光も終え、まだ完成間もないホテルへ投宿。快適。
津山は干し肉が絶品。おつまみ扱いだけど、お酒抜きでも全然大丈夫な旨味が最高。自分も含め意外と知られていなくて、この味を知ってからは事あるごとに布教して回るほど(笑)
(続く)