智頭街道パッチワーク1

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一昨年の鳥取輪行からの帰路で日本海側から智頭ちずまで、昨年のひまわり鑑賞佐用さようから瀬戸内せとうち側、網干あぼしまで自走した事を思い出し、残る智頭から佐用を自走すればブロンプトンで一応の本州縦断になるなあと。で、佐用のひまわり鑑賞からほぼ一年ぶりの日に走ってみることに。

智頭急行 輪行

三ノ宮さんのみや駅からスーパーはくとで一時間半ほどの輪行。いつもの車両最後部席を指定でブロ置きは問題なく、道中同列に他の乗客が来ることもなく快適に。姫路までの海沿いの景色と、智頭急行乗り入れからの山の景色が愉しめた。

輪行 スーパーはくと最後尾席

智頭駅 スーパーはくと1号

智頭駅

まだ記憶にあたらしい智頭駅へ到着。以前の旅の終着点が今回の出発点という感覚が新鮮だったり。

智頭

日暮れが迫る初秋から、今回はコントラストの鮮やかな夏の景色。少し走りだしただけでも涼しい風が心地よくて、いいところ。

因美線 那岐駅
因美線 那岐駅

出発してそのまま智頭街道、R373へは乗らず因幡いなば街道、因美いんび線側へ寄り道。気になるパン屋さんで朝ごはんを。

因美線 那岐駅

道中の那岐なぎ駅のディスプレイが雰囲気ある。

タルマーリー

智頭駅から10kmほどがゆるーい登り道で思ったよりしんどかったものの、無事タルマーリーさんへ到達。校舎?をリノベした店舗が素敵。

タルマーリー

先の旅行の際に知ってマークしていたお店、そのうち別のチャンネルからも噂が聞こえてきたりして話題のお店なんだなあと。本日のお薦め、ジビエのハンバーガーやピザに後ろ髪を引かれつつも朝ごはんぽく、本日のスープと桃のピタにアイスコーヒー。美味しそうが伝わらない写真で歯がゆいが本当に美味かった。夏のコントラストな内装と、たまに流れてくる涼風、聞こえてくる会話の鳥取イントーネーションにほっとする。

因幡街道

距離もあるのでてきぱき出発。ここから鳥取県道296号を越えてR373へ渡ればショートカットできるのだけど、どうみても歯がたたない勾配なので再び智頭へ戻って本ルートへ。幸い戻りの下り坂は5速、30km/h前後でスイスイ走る事ができたので快適だった。高速巡航になると内装の潤滑をグリスからグレサージュに換えた効果がよく体感できる。

智頭宿

智頭宿まで戻り、だけど、今回は素通り。

智頭街道

杉神社前も抜けて、いよいよ自転車では初めての道を走りだす。先ほどの因幡街道、R53側に較べると驚くほど交通量が減って快適な道。

千代川

地元のアブラゼミと違い、このあたりのセミの声はひぐらしがメイン。千代川せんだいがわの上に立てば風も涼しくて、もう夏も終わりのような気分になったり(笑)

どうだんつつじ公園

沿道のどうだんつつじ公園。公園の輪郭は美しい感じを受けるのだけど、シーズン的に草に覆われてナショナル・トラストみたいな風景になっていた。

大内発電所

少しひらけてくる山の斜面に目を惹く大内おおうち発電所。近づくにつれ巨大さを体感する水力発電の鉄管がすごい。
ここであたりに正午のサイレンがひびく。暑くなる前に登りを終えてしまいたいところ。
(続く)

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