LTR: リアキャリア

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LTR。リアキャリアも装着して2年が経過。M3Lで購入したブロンプトンも、M5R状態の方が長くなりつつある。

Brompton Rear Carrier

ブロンプトン純正リアキャリア。
アルミ無垢のキャリアとイージーホイールのセットで装着。キャリアと名前はつくものの、使用目的はブロ折り畳み時の台座としての利用がほとんど。折り畳み時は地面側に向く為にキズもそれなりに付いているが、塗装している訳でもないのであまり目立たない。

Brompton リアマッドガード

キャリアレス・ブロンプトンを使い出す時、どこで形成されたか「お座り」と「コロコロ」のイメージは結構強かったりして、それゆえ実際に運用してみると不安定さや重さといったイメージとの乖離に悩んだり。
Lモデルの樹脂製マッドガードは細いステーと、「転がす」為ではない車輪でブロを支えているので改良もなかなか大変だったりして、リアキャリアが一番手っ取り早い解決方法に思えたりする。そんな動機で導入したのが2年前。

リアキャリア

リアキャリア イージーホイール

「ブロをまっすぐ転がして運ぶ」という点においては、2年装着してみて大正解だったと言える。が、その他の面や、昨今の輪行事情などを鑑みて改めて考えてみたり。

Brompton リアキャリア

リアキャリアの後コロ、しっかりしたアルミパーツでリア三角につながれた骨組に2輪装備されており、Lモデルの一輪と較べると安定感ある。コロは進行方向左側がキャリア内側、右側が外側に装着され、そのせいでリアランプの取り付け位置は少し右にズレている。

Brompton リアキャリア

Brompton リアキャリア

ブロ本体側のコロと見ると、キャリア右側のコロだけがやや外側へ飛び出すかたち。本体側のコロ幅はペダリング時の踵と干渉する問題などもあり、この幅に決定されている感じ。
たまにそうしている人も見かけるが、キャリア側のコロを両方外側にするとさらに安定するのかやってみる。

Brompton イージーホイール

ホイールは5枚位ワッシャーを噛ませて回転に干渉しないよう装着されている。

リアキャリア実験

両方外側にしてみた。

リアキャリア実験

畳んだところ。一目瞭然だが、結局キャリア位置に対してフロントタイヤとステムで重心がズレている為に不安定になっている訳で、位置を換えたコロは外側でも内側でも安定性には貢献していない。また、これでバッグフレームを使って曳くと、出っ張ったコロを足でひっかけたりする。

リアキャリア実験

ついでに進行方向右側のコロを内側にしてみたり。リアランプが干渉するので取り外した。わざわざ。

リアキャリア実験

こちら側はこの数cmのズレの影響はもの凄く、いったんバランスを崩すとほぼパーフェクトに倒れる。つまり、折り畳み時の安定性という点では実はリアキャリア装着による2コロ追加はあまり意味がなく、進行方向右側のキャリア・コロ位置の支えが重要だったりする。で、それについてはキャリア以前に装着していた加茂屋さんのStayパーツがまさにそれだったりして、安定性だけならStayパーツで賄える。

Brompton 重心

転がしについても直進だけのコロの為、方向転換や進路補正にはいちいち片側を持ち上げる必要があり、手放しで楽な訳ではない(Lモデルよりは断然楽だけれど)。
ルール厳格化(?)後のJR大阪や京都駅で持ち運び運用してみたり、乗り換えの多い輪行をやってみて、今果たして本当にキャリアは必要かと考えると悩ましい。

でも、キャリア付の後ろ姿は可愛いんだよねぇ…(笑)

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