先日のポタリング前後あたりから、ペダリングの左右の踏力が切り替わるタイミングにBB辺りからゴキン、ゴキンと変な感触が出るようになった。
で、帰宅して手でアクスルを引っ張ったりしてみたところ、動画のようにおかしなズレを確認。
BBは約2年半前にオーバーホールしてもらった時から触っていないので、8年経つBB自体が故障でもしたのかなあと開けてみることに。
前回の装着がプロのメンテナンスによるものなので、取り外してみると色々学びがある。ここはこんなに緩い締め方でも大丈夫なのかとか、ここにはグリスをこんなに塗るんだとか。
右ワン(？)とアクスル。ベアリング自体はワンとがっちり組み合わさっていたので特にズレもなく。ベアリングにアクスルを刺して動かしてみると、矢印の部分がはめ込み機構のようにパチパチと動く。
左ワン側も外して同じように試したところ、こちらではそういう現象はなかった（引っ張るとパチッと鳴って止まらずにアクスルは抜ける）。
ベアリングが止まる部分の手前数ミリがえぐれて溝になっていて、この辺りの問題？
シース(？)抜きで組み立ててみたところ、ベアリングがアクスルの奥まで嵌っているので遊びは起きない。
こちらだとパチパチが発生。つまり、ワンの中のベアリングの位置がアクスルの既定の位置より広い（ので遊びがある）せい？
ワンの中のベアリングの位置がおかしいという事になるけれど、左右共ベアリングはがっちり嵌って動かせず。
プーラーでも用意しないとダメかなあと、とりあえずベアリングの回転などには問題はないのでグリスアップして装着しなおし…てみると、何事もなかったかのようにアクスルはしっかり動かない状態に戻ったり。むむむ？
まあ、とりあえず正常に戻ってよかった。
せっかく久々にクランクとチェーンリングを外したので裏側を清掃しておく(笑)
ユニコンのカークリーム、出ない時はキャップを外して串などを口から挿し込み、中の内蓋を押し出してやると取れる。ワックスかすを拭き取って戻すとちゃんと出るように。
メンテついでにフロント側。こちらも最近ブレーキで制動する際にハンドルとフォークの遊びを感じるのでヘッドパーツを増し締め。こちらも先のオーバーホールでタンゲのものに変更して以来。
ちょっとだけ渋めに。信号のたびステムヒンジが緩んだのかと確認する事がなくなりますように。
梅雨明けから連日暑くて、ブロンプトンもあちこち緩んだのかな？
