まだ山陽道付近を走っているものの、JR線は
ここから山側へ立ち上がる山陽道、
トンネルをくぐった先にある真光寺、道路で分断された先の立派な山門と場違いな歩道橋で繋がっていたりして、ついブロを担いで渡ってみたり。
思ったより見晴らしは良くなかったが、少し裏手のルートで町の風情みたいなものが感じられたり。
観光ルートに浸透しつつあるブルーラインがここにも。CRで有名な片鉄ロマン街道ってここの事だったのかと知ったり。また走ってみたい。
傍の宇佐八幡宮にも備前焼の狛犬。急な階段を見上げた写真を撮りながら、お昼を回っていよいよ雲が多くなってきた事に気づく。
山陽道を逸れ、R250に沿って日生方面へ。ここからはそこそこの道幅と交通量に曇りと風が相まって、あまり快適とは言えない道のりに。寒さはそうでもないのだけれど、海面が空模様を写すだけに一気に寒々しい雰囲気になるから不思議。
ちょっとポツポツと水気を感じながら日生駅。カキオコ目当ての車とお店に並ぶ人が狭い道に溢れ出し、とても走りづらいエリアに。路地に逃げても階段やら行き止まりで苦笑いしながら引き返すハメに。
このエリアだけ輪行で飛び越えようかと時刻表を調べてみるが、次の電車は一時間先で諦めて出発。
結構な雨粒が。予報にあったにわか雨程度かなとレーダーを見ると普通に雨雲が来ていて大変。
Sバッグのレインカバーは寿命で持ってきていなかったが、自作フラップの裏地に防水素材を使っていて助かった。
なんでここが国境になったのか判る程度の坂道を越え、
どうにも雨。
上着が申し訳程度の防水だったせいもあって、これ以上濡れると電車に乗れなさそう(笑)なので
播州赤穂駅は静かな北側出口から乗り込み。見過ごした場所も多く、またスケジュールに余裕を持って走ってみたいルートだった。
姫路まではドラマのシーンのような貸し切り感のある車内で人心地。車窓から雨模様を眺めていると、あのまま走り続けたら酷い目にあった感じの降りが来たりしてホッとする。
姫路駅から山陽電鉄への乗り換え、周辺の改修もすっかり終わって綺麗になったなあと思って過去記事を調べてみたらもう一年以上前の話で。
今回のお土産は岡山駅ナカで買った蒜山ショコラ。
出身者に見せると、あの田舎の秘境がこんなに垢抜けて…と感慨深いお洒落さ(笑)。