
ハイキングコースを辿って
まる7年の近いマイブロンプトン、坂を登ってみるとくたびれた箇所が顕著に分かる感じになってきた。折り畳みで毎回伸縮させるシートピラーを固定するシムがもがくとズリ落ち気味、ヘッドパーツは低速だと虫食い(?)のクリック感にハンドルを取られてふらつき、リア三角のシャフトは再び緩んでギイギイと異音。ここまで交換なしの左ペダルはスパイクがつるつるで、靴によっては安定しない感じも。

たかが折りたたみ自転車で無茶な処を走りすぎとは言われるが、シーンに応じてツールを使い分けるほど自転車趣味でもなく、目的地まで完全自走な豪脚というわけでもない自分。この良く出来た万能トランスポーターについつい無茶をさせてしまう。

細い道からにわかに人家の気配がすると石峯寺の三重塔(重文)が目前に。

参道を裏から入る形になってしまった様子。651年開山の境内は最近お堂以外の部分を整備されたようで、お庭はコンパクトで綺麗にまとまっていた。

屋根の上。何の動物がモチーフなんだろ。


ぐるっと回って、こちらが正規の参道。だけど、離れに残る山門からは結構な坂道になっているので、ブロだと今回のルートで来る方が楽で良かったのかも。

さらに南下して


時間的にも交通量が多いので良い道ではないが、

淡河の道の駅で休憩。確か以前はなかったような、建物脇に鎖で固定されたバイクラックが設置されていた。

ささっとざるそば。ここから登りの帰り道を考えると、天ざるでも良かったかな?

そろそろ帰路ルート。交通量的にも勾配的にもR428は怖いので、まわり道して



サイズの割に使われておらず荒れ放題の橋がなんとも廃墟感。

呑吐ダムへの登りに備える。

ひいこら登ってつくはら湖へ。

ゆるやかに終焉を迎えているっぽい

昨年サイクリングターミナル(まだトイレは生きてた)が閉鎖された自転車道を含め、道中ガッタガタの上に向かい風の登り道が続いたので一気にくたびれた。最後には再び小雨がパラつき、雨雲の際を辿ったような一日に。
輪行で

ともあれ、久々にトータル70kmほどのお出かけを楽しめた。
乗り手の感覚も含め、ひょっとしてブロは毎日乗り続けるよりも、たまにしか乗らない方が痛むのではないかと感じたり。あらためてスゴイ実用車だ。


