年明けに廃線跡を走ったのをきっかけに、話を聞いて行ってみたかったJR鍛冶屋線跡へ走りに行ってみる事に。
そろそろ梅の話題が流れるニュースに混じって、今週末も厳しい冷え込みとか。始発の輪行、山を越えた夜明け前の車窓から見える薄暗い景色は、どこもかしこも雪と見まごう霜の白さ。
ICカードは使えないものの、輪行しやすい構造のワンマンカーな加古川線に乗り換えて
いったん近くのコンビニで朝食など補給して出発。駅付近には特に案内などはなかったが、線路沿いに北へ進むとすぐにそれらしい路が。
まだ通学時間帯だったようで、廃線跡を通って自転車通学する学生さんをよく見かけたり。皆結構慣れた格好ですれ違うが、地元と較べると大変に寒い。
やすらぎの道と書かれたエリアはウォーキングや犬の散歩の人なども多いが、廃線の面影はやや広めの道幅以外には全く感じられなかったり。ここを抜けると商業施設などが増え、市の中心が駅から離れている感じを受ける。
道が杉原川に沿い、春日神社のあるあたりに来ると、その唯一の廃線の面影ぽい広めの歩道も車道の東側になるため、自転車としては何処を走るかが悩ましい感じに。
しばらく黙々と走ると、道わきに鍛冶屋線、市原駅記念館。駅舎を流用したもののよう。
旅情を感じるからか、古い駅の佇まいは見るとなんとも言えない気持ちになる。
裏へ回ると開いていたが、特に鉄分もない人なので中へは入らず。
このあたりでカメラの調子が悪い事に気づく。
当時走っていたらしい車両が展示されていたり。傍のコヤノ美術館の建物は国登録有形文化財だったり。
記念館を出発して少し進むと国道との丁字路、廃線跡は分かりやすいディスプレイになって更に真っ直ぐ続く。
ひび割れがちの砂利っぽい舗装なので好みが分かれそう。今日は舗装が問題にならない程度には寒かった。
羽安駅跡。プラットフォームだけが残るというのは、奈良時代とかの寺院跡の礎石ぽくて詫しい感じ。
少し陽が射してきたのでここで朝ごはん。やっと7℃。
(続く)