2016年のシルバーウィークは台風と雨で完封。雨具持参でご近所を少し走り、彼岸の日に彼岸花を見かけた位で終わりそうな模様。
ここ最近、左ペダルを踏むと油が付いているような滑りを感じて何事かとチェックしてみたら、どうやら経年ですり減ったアルミのスパイクによるグリップ不足の様子。回転自体に問題はないのだけど、そろそろ交換時期?
チェックしてみると反射板にガタ。たまに前輪あたりから鳴ってる感じがしたペチペチ音はペダルからだった様子なので、ついでに2年ぶりの分解メンテなど。
最新ペダルに新調したら使い途がなくなりそうな24mmソケットで取り外し。
けっこう雨水を被っている筈だが、まだグリス感のあるボルト周り。
ベアリング内のグリスは真っ黒けになっており、だいぶ固くなっていた。
洗い流して回転させてみるとシャリシャリ感。日常利用には問題ない程度だけども。
CATEYE製の反射板を慎重にこじって取り外し。
土台部分のネジはポジドライブ。
ブロンプトン・ツールキット付属のポジドライブ・ビットはここ用?
で、ネジを回そうとしてみると矢印側のネジは手で回るほど緩んでいたり。
その下の皿ネジが折り畳み動作で緩み、反射板土台を押し上げてネジを緩ませた感じ。
音の原因とされる折り畳み機構軸のネジを3mmアーレンキーで取り外し。以前に塗ったネジ止め剤がすっかり取れていた。
再度ガチネジを塗って再組み立て。そういえばブロのメンテ、ネジ止め剤は普通サイズを買っておいた方がコスパ良かったなあと5年を振り返って思ったり(笑)
ペダル再取り付け時のベアリング部分の仕込み方を備忘。
思い付きで反射板をプラ用のコンパウンドで磨いてみた。写真の反射板は片方だけ磨き済みだけど、見分けがつくほどの効果はなし。
ベアリングをグリスアップ。今回はAZのウレアグリス。程よい固さで塗りやすい。値段もダントツ安いので重宝する。
他にスピンドルや跳ね上げバネあたりに注油して完成。靴底のグリップさえ良ければまだまだ使えそうなのだけど。
(続く)