室生～長谷寺、紅葉散策1

近畿地方、今年はメリハリのない天候のせいで紅葉はイマイチらしい。兵庫、京都あたりは体感しているので、少し足を延ばして奈良、宇陀（うだ）方面の紅葉を確認してみる。

昨年の桜めぐり以来の室生口大野（むろうぐちおおの）駅へ。4時起きの近鉄電車、今シーズン最高の冷え込みに座席下暖房も最高になってて、道中うつらうつら。

大野寺（おおのでら）の桜は葉も落ちて冬の佇まい。磨崖仏の川沿いも色づく前に枯れ落ちた葉が多い印象。

とりあえず室生寺（むろうじ）まで。室生川は水蒸気が上がっていたり。

サイクリングを始めて5回目の冬。服装を誤って悲鳴を上げる事がようやくなくなったシーズン初めての下り道(笑)。それでもやっぱりビリビリとした冷気を身体が思い出すまでが、つらい。

しばらくこんな感じ。ここから走り出すと湿度もぐんぐん落ちていった。

室生寺へ到達。あれ、なんだか橋が白い。

昨晩は相当冷え込んだ様子。界隈の屋根もみな白く、軒からポタポタと滴が落ちていたり。

開門前だったので、今回も室生寺はスキップして界隈の紅葉具合を眺めてみる。

まだだいぶ青々とした木立が目立ち、麓の方は早々に葉が枯れ落ちてしまっていた。今朝の冷え込みで活が入るのかな？

来た道を引き返して室生湖方面へ。ところどころ、寒暖が発生するのであろう朝日の射しこみやすい場所の葉だけが、綺麗に色づいているのが窺えたり。

室生ダム。湖沿いに榛原（はいばら）へ抜けるが、南側は陽が射さないので、緩いアップンダウンがちょうどいい。
（続く）