少し買い物に走っただけでビシャビシャになるような猛暑で遠出は諦めていた令和初盆。
最終日に急に仕事の絡みで遠出の機会が出来たので慌てて計画。幸い日程と台風のせいか宿はすんなり。
珍しく自転車にフレンドリーな高速バスで気になっていた
時期的に、主に四国へ帰る乗客が多いと思われる便。USJあたりからの乗り込みが多いのかなと予想したが、一番乗り込みが多かったのは神戸、
各停留所5分程度、2度の休憩が10分ずつで合計1時間ほどは停車時間を含む5時間の行程。淡路島を渡って四国に入ってからは景色が真っ暗でほとんど微睡んで過ごす。
道中隣席に乗客が来ることもなくゆったりと座れたので特に不自由もなく観音寺駅に到着。カーゴのブロは後輪側を横にして倒したおいたが問題なく。強いて言えば畳んだ状態でヒンジクランプを少し締めておいたほうが良いかなと思う程度。
到着時刻が予約したホテルの門限を過ぎる為に連絡でちょっと冷や汗をかいたが、ホテルの方の計らいで事なきを得て有難い。駅周辺の店舗は全滅だったものの、ブロなら5分圏内にコンビニもあって夕食にもありつけた。
眠って起きて出発。過去の船旅経由と違い、夜闇に乗って地続きで四国入りするとあまり四国感がない(笑)
今回は高速バス輪行から
最近は多忙もあってすっかり生活自転車となっていたブロンプトンは、とりあえずコテコテのチェーン周りを洗って注油したのでスルスルと走る。
とりあえず観音寺と言えば、の銭形砂絵を観に向かう。
でも8時にもう暑ーい空気に、展望台には登らず横から(笑)
特に立入禁止的な注意も見当たらなかったが、結構入り込む人もいる様子の足跡。
砂浜を見るのはひょっとして令和初かしら。焼けた砂からくる独特の暑さが懐かしい。
それでも、彼岸を過ぎて風はほのかに秋の香り。
地名的にも一度は立ち寄っておかなくてはと
もうぽつぽつと巡礼中の方も見かけて、やっと四国の実感。
すぐに
自転車道に従うならここから川沿いにR377を北上するようなのだが、交通量の多そうな国道を走るのもなんなので手前の県道ルートを選ぶ。最近足りていなかった、見知らぬ道をひたすら走る事ができて楽しいが、時間的にもロードサイドに自販機しか見当たらないのがちょっと寂しい。やっぱり下調べ不足だなあ。
この辺りは平坦な土地にぽこぽこと特徴的な山があるのが面白い。
20kmほど走ったところで朝ごはん休憩にコンビニへ。施錠しようとサドルバッグを開けたら中身がシャッフルされていて、やはり輪行旅向けにスタッフサックで小分けにしようと決心…。
登り坂。装備満載のSバッグを抱えて、果たして昇れるかしら。
(続く)