昨年雨に降られながら見た駅南側の街並み、地元と同じ店が並ぶ日常的な雰囲気だったので、今回は
商店街がつながる
通りの正面に御霊神社。手前が広い公園になっている。舞殿右側に昔の浸水位記録のモニュメント(20m!)があるのをこの時はぼんやり眺めていたり。
お城の時代に整備されたのであろう碁盤の目になった通りを縫ってみる。商店街があちこち交差したりしていて凄い規模。
アオイ通り。過去に線路が通っていたのかな?な舗装がされていた。
どこもレトロマニアにはたまらない看板がかかっていたりして飽きないのだけど、みごとに一斉休業で止まるきっかけもなく流してしまうのが残念。
城下町的なエリアを抜けると途端に日常的な街並みで、駅の構内で感じる人の行き交う乗り換え拠点のイメージとは大分違った。点在する古い神社やお屋敷などが一種異様な風格を漂わせていたり。
あまりに静かな日曜の町並みすぎて、スマホを忘れて地図を検索できないのが悔やまれる。何度かぐるぐる通りを巡った後、観光案内板の福知山治水記念館へ立ち寄ってみる。
人影まばらな町を走った後だったこともあり、こちらで色々町の歴史などを伺うことが出来たのは大変有難かった。
聞くと市街は昔から
ガイドの方はずっと福知山で住まわれてきた方で、町の過去や現在についても聞く事ができて楽しく、とても勉強になった。
そんな歴史を知って再び街を見回ってみると色々印象が変わる。JRの南、R9も越えた小高い広峰古墳あたりまで足を伸ばしてみたり。
風情はあるけどシャッター街の駅北と、全国チェーン店の並ぶ幹線沿いの駅南を見比べながら、ブロで能天気なポタリングにしては大きいテーマになっちゃったなあなんて(笑)
福知山駅から輪行で帰路へ。時間一本の列車をお茶とホットケーキをいただきながら待つ。
走行距離は30km未満、見知らぬ町中をぐるぐる走るのもまた楽しいブロンプトンの旅。