R429に乗って
道中右手に緩やかな斜面、パラグライダー用のフィールドらしい。
辺りの電線が赤白に塗られているのはこれ用の安全対策なのかな?
綺麗に舗装された道からの荒れた枝道、に立つR429の道標。これが件の酷道なのね。
杞憂だと思うけれど一応熊鈴を下げてみたり。
こんな道が続く。増感されているけど実際は鬱蒼と暗く、ライトをフラッシャーにして走る。
登りで3台、下りで1台のクルマと離合したが、あちらも慣れたもので特に不都合はなかった。
つづら折りで距離は感じるが勾配は緩く、前46T後13Tの2/5(1/3)速でもがく事もなく淡々と登れた。
京都に入った下り側は綺麗な普通の道なのでこちらも問題なく麓まで。ただ、午後になって止むどころか本降りになってきた雨で遂にレインポンチョ装備。カメラもバッグにしまってレインカバー装着、
暖かい頃はこもって暑いポンチョ内部も今日は逆にぬくぬく心地よく、前に京都で衝動買いしたモンベルの帽子も防水効果抜群で、装備がキマった時の荒天ハイクのような快適さで楽しく走れたのは意外だったり。
結局雨は止まずに駅まで。乗り換えの時は綺麗な駅舎だなあと思っていたけれど、こういう状況で辿り着いてみると駅前に屋根とベンチが揃ったところが見当たらず厳しい。
とりあえずウエスでポンチョをはたき、できるだけ水気を切り、できるだけ小さく丸めてウエスにくるみ、Sバッグのレインカバーを裏返したところに収納する。
ここでSバッグ付属のレインカバー、なんだかうっすら水漏れしてる疑惑が生じる。使用頻度は高くないものの5年選手なので、週末にでも調べることにしてバッグにしまい輪行準備は終了。
見た目の割にIC化されていない駅なので切符売り場が戦場。ほとんど
雨も降るのでその近くで見かけたカフェへ。ブロを持ち込んでもいいか尋ねると快くカウンターの脇スペースを開けてくださって嬉しい。コーヒーと甘いもので人心地、出発の時はお店の方がわざわざ扉を開けていただいて恐縮。寒いなか、終始人情を感じる旅だったかも。
列車はボックスシートを独り占めしても良さそうな空き具合で、停車駅ごとに窓を覗くと
南に下りるたび湿気は少なくなり、山中より冷え込む最寄り駅の気温だけが今日唯一当たった予報だったり。
帰宅、寒さに震える全身運動は大したもので風呂に入ってすぐダウン。
週末はたっぷり雨を被ったブロを手入れしなくては。