春に浮かれて
平日朝方の輪行は緊張する。幸いラッシュで詰まった大阪方面の列車と違い、
つい先日訪れた時は雪が舞っていた
ここからまず
ルートによっては桜の咲く道もあったのだが、今年の開花具合から山あいはまだまだだろうと短めのルートへ。
手袋とBUFF装備は一つ目の坂を終えたところで早々にお役御免。
陶芸美術館へ向かう道から
前半それなりの坂を覚悟したが、
清水寺の山の麓へ到達。奇しくも前に来た時と同じ日だったり。同じ季節とは思えない寒い日だったのと、自転車で登れる坂の勝手がまだまだ分からず辛かったのを憶えている。
ベタ踏み坂っぽい見た目でどきっとするが、実際は楽な坂が多い(笑)
桜があるわけでも、まだ新緑が萌えるでもない沿道だけど陽がまぶしいだけでうきうきする。道中見かけた果樹園さんの入口の花壇が綺麗だった。
重要文化財の看板に釣られて上鴨川住吉神社へ立ち寄り。
茅葺き、檜皮葺の見事な神社。山おくに住吉神社なのがまた珍しい。
1316年創建、最後(?)の再建も1493年とあるので、石の具合が迫力ある。
周りはほんと森だけの静かな境内で、湧水?らしい手水舎の水音だけが神秘的。
神社を出発。R372との交差点、そういえば交差する方の道は走った事あったなあと、ブロで走破した道の記憶がたまってゆくのが何となく誇らしい。
ゆるーく続く登りが終わる峠のトンネル前の公園でパン休憩。見晴らしがいい訳ではないけれど、鳥が多くてぐぜりを聴くのが楽しい。
しら坂トンネルを抜ける。距離は短いけれど割と車の往来があった。東からだと道路右側の歩道が幅があるのでこちらを走る。
トンネルを抜けると稜線が開けて、労力以上に登った感があってお得(笑)
(続く)