一昨年行った
JRで
駅舎から一歩出ると、耳を持っていかれそうになる位の北風が寒い。
行動食とか水分とかを調達に最寄りのコンビニへ立ち寄ると、主にパンク関連で愛用のPanaracerの工場を見かけて一枚。ブロ用チューブ欲しいです。
紅葉は丹波の九ヶ寺(去年までは十ヶ寺だったような)と呼ばれる寺社を巡るのがセオリーぽい。自分の脚では、観光しつつ走りきれる距離と行き帰りの最寄り駅を結ぶと2,3日に分けないと巡りきれない位置なので、今回は
カメラを用意していると早速イノコズチの歓迎を受けたり。まだ取れやすいやつ。
曇り空もあるけれど、残念ながら山の色はもうだいぶ沈んでいて残念。北風にビシッと広がるノボリの色だけが眩しい。
めずらしく、お堂の奥へ案内されてガイダンスが受けられたり。ホールの三面にずらり展示された大量の木彫りの仏像。それだけ見れば手入れの悪い虫食いの荒れた仏像なのだけど、織田信長の命を受けた明智光秀の焼き討ちを逃れて隠した名残と聞くと途端に歴史を感じる。位には付近のお寺や歴史について知識がなかったり。
さらに奥へ案内されて重文の並ぶ宝物殿(?)へ。「元」国宝(現重文)のガイダンスにお寺の無念さが漂っていたが、兵庫のお寺では滅多に見ない気がする立派な仏像を拝見。
出発時に和尚さんと少しお話。紅葉は昨日の雨で終わっちゃったらしく、今年は全体的に少し早かったそう。
来た道を少し引き返して北へ向かう。来る途中に見かけたかどのの郷の「たまごかけごはん」の看板、風で寒いせいかとても魅力的に見え(笑)、道中長いしちゃんと食べておくかなと立ち寄ってみたり。
朝市などの関係で開いていたものの、飲食エリアは11時からなのだそうで、そりゃそうだよなあ残念。とあきらめて立ち去ろうとすると、モーニングだったら、と厨房の方と掛け合ってわざわざ用意していただける事になり感激。身体も温まるが、ココロも温まることが出来てしまって嬉しい。
元気に出発。今日は一日こんな感じの中を走る。写真には困るけれど、自転車でもくもくと走るには寂しくて決して嫌いじゃない。
今シーズン初の1桁を体感。今のところはまだある湿気のお陰でそれ程でもないのが怖い。
加古川の本流に向けて僅かな下りが続くのでスイスイ走るうちに
わりと大らかに仕切られた感じの駐車場付近の紅葉が綺麗。
たまーに霧雨のような水滴の落ちる中、参道へ。
(続く)