晩秋の丹波へ1

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一昨年行った丹波たんば方面の紅葉が印象的だったので今年も…と思っていたら、去年も毎週言ってたような休日狙い撃ちの雨続き。京都洛北の紅葉もそろそろ終わりが近づき、もう終わっちゃったかもと思いつつ駄目もとでお出かけ。

福知山線 石生駅

JRで石生いそう駅まで。切符をワンマンカーの回収箱に落とす行為がもう旅愁を感じるものになってしまったなあと下車。予報では昼頃まではポツポツと雨でその後曇り。夜にかけて急激に寒くなるそうで、季節の境界を走ることになりそう。

Panaracer工場

駅舎から一歩出ると、耳を持っていかれそうになる位の北風が寒い。
行動食とか水分とかを調達に最寄りのコンビニへ立ち寄ると、主にパンク関連で愛用のPanaracerの工場を見かけて一枚。ブロ用チューブ欲しいです。

葛野川

紅葉は丹波の九ヶ寺(去年までは十ヶ寺だったような)と呼ばれる寺社を巡るのがセオリーぽい。自分の脚では、観光しつつ走りきれる距離と行き帰りの最寄り駅を結ぶと2,3日に分けないと巡りきれない位置なので、今回は青垣あおがき方面を中心に、「酷」道を越えて福知山ふくちやま駅へ抜けるルートで。

Soさん(@syluet_a)が投稿した写真

カメラを用意していると早速イノコズチの歓迎を受けたり。まだ取れやすいやつ。

達身寺 のぼり

曇り空もあるけれど、残念ながら山の色はもうだいぶ沈んでいて残念。北風にビシッと広がるノボリの色だけが眩しい。

達身寺
達身寺

達身寺たっしんじへ到達。向かいに駐車場があり、係の方が常駐する受付わきに駐輪できた。

達身寺 2016

めずらしく、お堂の奥へ案内されてガイダンスが受けられたり。ホールの三面にずらり展示された大量の木彫りの仏像。それだけ見れば手入れの悪い虫食いの荒れた仏像なのだけど、織田信長の命を受けた明智光秀の焼き討ちを逃れて隠した名残と聞くと途端に歴史を感じる。位には付近のお寺や歴史について知識がなかったり。

達身寺

さらに奥へ案内されて重文の並ぶ宝物殿(?)へ。「元」国宝(現重文)のガイダンスにお寺の無念さが漂っていたが、兵庫のお寺では滅多に見ない気がする立派な仏像を拝見。

達身寺 2016

達身寺 2016

出発時に和尚さんと少しお話。紅葉は昨日の雨で終わっちゃったらしく、今年は全体的に少し早かったそう。

かどのの郷

来た道を少し引き返して北へ向かう。来る途中に見かけたかどのの郷の「たまごかけごはん」の看板、風で寒いせいかとても魅力的に見え(笑)、道中長いしちゃんと食べておくかなと立ち寄ってみたり。

かどのの郷 モーニング

朝市などの関係で開いていたものの、飲食エリアは11時からなのだそうで、そりゃそうだよなあ残念。とあきらめて立ち去ろうとすると、モーニングだったら、と厨房の方と掛け合ってわざわざ用意していただける事になり感激。身体も温まるが、ココロも温まることが出来てしまって嬉しい。

丹波 2016

元気に出発。今日は一日こんな感じの中を走る。写真には困るけれど、自転車でもくもくと走るには寂しくて決して嫌いじゃない。

摂氏8度 無印良品タグツール

今シーズン初の1桁を体感。今のところはまだある湿気のお陰でそれ程でもないのが怖い。

高山寺 駐車場 2016

加古川の本流に向けて僅かな下りが続くのでスイスイ走るうちに高山寺こうさんじへ到達。
わりと大らかに仕切られた感じの駐車場付近の紅葉が綺麗。

高山寺 山門 2016

たまーに霧雨のような水滴の落ちる中、参道へ。
(続く)

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