フォーミングクリーナー、盛夏の汗などで曇りがちのハンドル周りにもお構いなく吹けるのは便利。
洗いを終えてワックス作業へ。今回は講習会のケミカルセットに含まれていたユニコンのカークリームを使った。
コート剤とかの隆盛で色々試しつつも、結局これとかシュアラスターに戻っていく感のあるキシレン臭(笑)
個人的には、保護剤は適度に剥がれてマメな手入れを要求するタイプが結局一番塗装に優しいと感じている。
ワックスの他にフレームの穴などに防錆剤を吹いたり。ちなみに水気を絶ちたい為にこういう箇所を塞いではいけない。管の内外の温度差で結露するので、余計にサビを呼ぶ羽目になる…というブロンプトンの本家サイトブログ記事が消えて見当たらない。活発なサイトリニューアルは楽しいけれど、その度テクニカル記事を結構ごっそりロストするのはいただけない。
洗ったチェーンをかけ直し、これまた講習会で購入したwako’sのチェーンルブを試す。塗り始めは乳白色で塗ったところを見分けやすい。ハーフウェット・タイプなので、いま使用しているグレサージュ同様に雨の日でも有効そう。なにより匂いが薄いのがいい…(笑)
ブロのなかでも多分いちばん過酷であろうヒンジ箇所、1,480日経過の状況。クランプのボルトが通る箇所の塗装剥げはスプリング使用による自己責任的な剥げ。
購入したて、ここが剥げ始めた際に心配した程には腐食は進んでいない感じ。
サビ、先の講習会でも、最近のブロンプトンはパーカー処理が施されて非常に強くなった話題があった。実際ママチャリ的にまいにち使っているが、今のところ基本のフレーム箇所に目立つ錆ががばっと浮く事はなく。オーナー4年が経過して、ブロのブレーキの効きと錆の話をする人は、最近のブロについて知らない人なんだと見分ける事が出来るようにはなった(笑)
（それでも日本のブロは気候的に、他と較べてとても錆びやすいのだそう）
ヒンジクランプ側。右純正、左は加茂屋フィンガークランプ。ステムヒンジに純正、メインヒンジにフィンガークランプを使用している。
ステム側はハンドルを引く力を受け、内側が少しずつえぐれてきた。フィンガークランプは写真では分かりづらいが、矢印の面が摩擦による研磨的な影響か鏡面化していた。
154日経過のヘリコプターテープなど。
リア三角部、前輪フックのかかる箇所。穴やキズのように見える所はフレーム側の塗装剥げ部に出来た気泡で、テープ自体に穴は開いていない。流石に名前の通り、航空機の羽根の保護に使われるだけの事はある高性能。
BBシェルの、折りたたみ時にタイヤと接触する箇所のテープ。ご覧の通り接触箇所に穴などは開いていないが、タイヤが何度も接触を繰り返す為に粘着面が負けてテープ端に剥がれが発生する為、ここに汚れが侵入している。
新しいものに貼り替え。剥がす際にテープがタッチアップごと持って行ってしまうので今回も補修せずにペタり。
メインヒンジ前のテープは摩擦のかかりが大きいようで、テープがヨレてしまっていた。
値段が値段なのでお薦めできないが、保護テープとしては素晴らしい性能。
磨きもだいたい終わって拭き残し点検、サドルヤグラの汚れを拭き忘れていたので、サドルの穴からフォーミングクリーナーをひと吹き。wako’sのエアゾール製品はどれもノズルがいい。
仕上がり。綺麗になった。
綺麗になった気がする！(笑)
今回、講習会で習った方法でブレーキやヘッドセットなどもチェックしてみた。素人が異常を把握する時は大抵手遅れの格言もあるが、ユーザー自身が直すことは出来なくても、健康でない状態を把握できるようになるのは大変いい事じゃないかと思う。ので、洗車メンテ講習会はお薦め。受講ステッカーとかあれば面白いのにね？
今回全体像を全然撮ってない事に気づいて、最後に畳んだ状態を一枚。マッドガードがもの凄く歪んでいる事に気づいたり。今のところ実害はないけれど、樹脂パーツだし交換しかないかしら。
あと最近タイヤブートなる製品を初めて知ったり。タイヤチューブのパッチ的に、タイヤ側の穴などに貼って応急するものなのだそう。パンクといえばニップル噛みばかりだったけれど、確かに出先で何かを踏んづけたりしたらこういうのが必要だなーと購入。サドルバッグの肥やしに。
[8671] ポリウレタン保護テープ 304mm×1m単位切り売り
[8672] ポリウレタン保護テープ 304mm×1m単位切り売り
