標準ブレーキシューに戻して一ヶ月。ほどよく雨の中も走ってみて、やはりこのシューは雨だと汚れやすい事を改めて実感したので新調することに。
取り外した標準シュー。標準といっても2011年購入のブロンプトンに装着されていたFIBRAX製。今でも標準なのかしら。
結構接触面が荒れており、これが汚れの原因になるのかな?
船からシューを取り外す。ストッパーのネジはHex 2mm。
ブレーキシュー比較。上が2,629日使用したSwissStop FlashPRO GHP II。雨天走行後の汚れもマイルド。
下が標準シュー、計467日使用。較べてみると同じリム相手に表面の荒れが違うので、このあたりが汚れの違いになってそう。
残念ながらGHP IIは廃盤になったそうで、後継の青いBXPシューを購入。
インストラクション。60km/hから100kgの目方を120Nの握力で制動するのに46m。ほぼ関係ない世界(笑)
船側の切り欠きが増えている以外は形状に変化はなさそう。古いシューは7年使った4本のうち、もっとも減っていたもの。
ウラに左右の装着位置が刻印されている。
まず前輪側から。
シューホルダーに装着。シューではなく、シュー止め用のネジが振動で抜けた事があるので緩み防止しておく。
新品シューは差し込みにくくて大変。
肉厚に戻ったブレーキシューは今までのキャリパーオフセットだと隙間が足りないのでワイヤーを外して調整。
装着。とりあえず微調整せず取り付けだけ行う。
左右のバランスなどを合わせながら、キャリパーごと掴みながらワイヤーを取り付け直す。
前回交換してもらったワイヤーが結構タイトな長さで切ってあったので引っ張り出せず難儀したり。
今回、ちょっとだけレバーの開きを狭める調整をこのネジで。2.5mm
ワイヤーを固定したらシューの微調整。位置を合わせて、シュー後ろ側に厚紙を挟んで5mmのアーレンキーで締め込み。
ブレーキシューの鳴り防止に、閉店してしまったお店のポイントカードを切ったものが大変具合良かったり(笑)
装着後に片効きしてないか調べたりして完了。タイヤを空転させて調べたりするメンテには、やっぱりワークスタンドが大変ありがたい。
続いて後輪側。どうにもシューが硬いので、船に熱湯をかけて装着してみる実験をしてみたり。通常と熱湯がけ、一気にシューを挿し込める所まで入れてみて較べてみる。左側が熱湯をかけた船…あれ、結構効果ある?
こちらもブレーキワイヤーを一旦外して装着するのだけれど、旧式のリアキャリア装着だとメガネレンチが入らないのでコンビネーションレンチが必要。10mm
後輪側は流石にだいぶ強く締められていてラスペネを使った。
キャリパー自体が動いてしまったのでこちらで左右を直す。
無事に再装着。ネジにはグリスを塗っておいた。
微調整。キャリアのエラスティックコードがキャリパーと擦れていて、新型キャリアも欲しいなあと思ったり。
軽く試走して問題ないことを確認。珍しく全く鳴きも出ず一発で決まって嬉しい。感触は自分ではグリーンのGHP IIと違いがわからなかった。
帰宅してブロを収納。シューが厚くなったので畳んだ時に前輪がクルクル回らなくなって万全。あとは雨を待つばかり?