空梅雨から一転、いつ降り出してもおかしくなさそうな曇り空と雨マークの予報の隙間に紫陽花を探しに。
とりあえず
公園内、遊歩道沿いにぽつぽつ咲いていて葉も花もとても鮮やか。
野鳥、お散歩カメラだと見えるのはハトくらい(笑)
公園伝いに
色も種類も多くて見飽きない。
コントラストのゆるい真っ白な曇り空の下だと、色がまったく見えなくてカメラまかせ(笑)
ブロのフレームがアンティークのファイヤーキングみたいな感じに写って楽しい。
公園を抜けて
茶舗木蔭さん。
店舗の奥にテーブルがあってこちらでお茶がいただける。吉野杉など贅沢な内装や空調、お庭のある空間にも関わらず雰囲気はとてもカジュアル。
日本茶についてはほぼ何も分からない人なので、メニューのセット的なものを注文。
冷茶ならロックがおすすめ。とのことで、ロック…?と思いながらもそちらをお願いしてみたところ、しっかり冷えているのに温かいものの風味そのままのお茶で驚いた。この淹れ方に合う静岡の梅ヶ島の茶葉を使って今シーズンから始められているそう。大変美味しい。
ご主人は日本茶と関わって60年のキャリアにも関わらず、お茶の良さを広めるために色々取り組まれておられるそうで、お茶についてのお話は色々膝を打つ事が多かった。でもこの場所にお店を構えたのは、西国街道沿いの峠の茶屋がやりたかった。なんて茶目っ気が素敵。
店先に駐輪したお座りブロにも話題がおよび、畳んだサイズを見て、どうぞ店内に持ち込んでご利用くださいとのこと。給茶スポットというサービスも行っているそうなので、西国街道をポタリングされるブロンプトニアさんは利用されてみては。
たまに当たるヒドイ珈琲や紅茶でも代金を払うのに、日本のオリジナルな煎茶は味に関わらずタダで出てくるのが当然のような意識があるのは確かになあと、こちらのお茶を頂いて納得。今の若い人などは先入観のないお茶との接し方も増えてきているそうで、日本茶もサード(?)ウェーブが来るのかしら。
自転車の輪行スタイルも従来然としたルールから新たな波が来て欲しいなあと連想するのはこじつけ?
すっかり長居してしまったお店を出発して伊丹緑地を通って帰路へ。
街をバックに紫陽花の構図を狙ったが、逆光で真っ白(笑)
トータル20kmほどの紫陽花散歩は終了。6月のポタリングはこれで最後かも。
帰宅後は自分でも淹れてみたくてお土産のロック梅ヶ島。紫陽花の写真を整理しながら、マグカップでぐびぐび。