途中、熱中2

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(「途中、熱中1」から続く)

滋賀県道311 途中志賀線

滋賀から京都へ繋がる途中志賀線とちゅうしがせんを走る。
途中峠とちゅうとうげを越えて南下すれば京都観光の名所、大原おおはらへと繋がる。

滋賀県道311 途中志賀線

日曜日のせいか交通量はほどほどだけど、飛ばす乗用車が多い緩い坂をキコキコ進む。
県道から国道、国道から旧道へ移るたび勾配がきつくなってゆく感じ。

途中口

途中口の交差点へ到達。ここまで2/5速。まだ勾配よりは車のやり過ごしが気になるしんどさ。
頭上の陸橋側、R367に乗るのにクルマはこの交差点を右に折れて登るのだが、自転車はここを直進して次の角を左折、旧道を使うのがセオリーのよう。

途中峠

いよいよ本番となる峠への勾配をぐいぐい登る。後半は1/5速で走るが、国道と合流する手前ラスト200mくらいでどうにも粘れず足つきで休憩。やっぱりご飯食べてないと保たないなあとゼリーを補給。気温は34℃で汗ビシャビシャ、先の道の駅でタオルを濡らしてきてよかった。

大原 三千院登り口

R367は走るクルマが上下ともスピードに乗っているので旧道からの合流は緊張したが、峠を越えてしまえば大きなコーナーもなく路面も綺麗なので安定の下り…なのだけど、道中なにやら右腕が重だるい症状。
三千院さんぜんいんへの近道、前に訪れた実光院じっこういんあたりへ出る砂利道に入ってブロを押し始めて熱中症を自覚する。

三千院門跡

症状を自覚した途端、吐き気とめまいでその場にへたり込む羽目に。濡れタオルを首に巻いて15分位ぐったり。
水分には気をつけていたものの、朝からまともな食事を取らなかったのが敗因かしら。

大原 紅しそシロップかき氷

こうなると観光どころではなくて、とにかく身体を冷やそうと茶店に直行してかき氷梅しそ味をゴジラの如くかき込んで(うまかった)、復調しているうちに麓へ下りる事に。

大原

下り道なので漕がずに進めるのは有り難いが、たまの信号に引っかかると足つきに伸ばした両足が攣ってしまって大変(笑)。都度ブロを降り、高野川たかのがわ沿いの緑を撮影しながら収まるのを待ったり。

大原

思い起こせばこの時期は去年一昨年も暑気で不調をきたしているので、もうちょっと注意しなくちゃなあ。

宝ヶ池

下りきったところ午後2時と一番暑い時間。宝ヶ池たからがいけへ転がり込み、屋根のあるベンチでひっくり返って横になって回復待ち。川沿いの木陰だと風もあって涼しいので助かった。

宝ヶ池

その後はどうにかこうにか。熱中症を起こした現場よりはるかに暑い洛中を抜けて阪急に飛び乗り、逃げるように帰宅した。
折角滋賀しがまで足を延ばしたのに、なんとも尻窄みな週末ポタリングで残念。

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