そうこうしているうちに開館。
周囲ぐるりと浅いプールに囲まれた建物、エントランスに向かうコリドーからは水面に空が映って空中に建物があるように感じる。夕刻とか、風のない夜なんかも素晴らしい眺めなんだろうなあ。
エントランスホールからトイレ方面に100円返却式のロッカーがあり、Sバッグも余裕の収納で快適に鑑賞可能。
展示は絵画、版画から織物、ガラスに至るまで、贅沢な材料をふんだんに使った作品に眼福。いくつもの小部屋で構成される展示室もわくわくして楽しめた。
ミュージアムショップわきに喫茶室もあるので立ち寄りたかったが、暑くなる前に動きたいので涙をのんで出発。とても素敵な美術館だった。
自転車は無料。わきの歩道を通るが、少々道幅が狭いのが難点。まっすぐ見るとベタ踏み坂のような勾配に錯覚するが、実際はそれほど急な坂でもなかった。
橋を降りてそのまま
ぐるっとびわ湖サイクルラインの道標。ビワイチ推奨ルートという事なのかな?
一昨年の紅葉めぐりを思い出す町並みを走って
最寄駅が湖西線の小野駅の通り、辺りは小野氏縁の土地なのだそう。
一昨年の六地蔵巡りから始まり、春の随心院(小野梅園)など、さいきん行く先々で小野氏にまつわる場所に当たるので気になっていたり。
鳥居と石段の大きさからすると社殿は少し詫しい感じもするのだが、元国宝、現重要文化財なのだそう。
出発。少し小高い場所になっていたので、コースに戻る時に琵琶湖が見えていい眺め。
(続く)