智頭街道パッチワーク2

1,808 days elapsed.

(その1から続く)

輪行の道中で車窓から見かけて思い出した恋山形こいやまがた駅に立ち寄り。R373からだとローギア立ち漕ぎの急な坂だけれど、短いので問題なく。

智頭急行 恋山形駅
智頭急行 恋山形駅

全容が見えてくるにつれ、自分の顔がおかしく歪んでゆくのが分かるドキツいピンクの駅舎。

智頭急行 恋山形駅

智頭急行 恋山形駅

デザインが妙にこなれているのがまたスゴイ…(笑)

志戸坂峠道路 智頭南IC

志戸坂峠しとさかとうげ道路の智頭南ICをくぐるとクルマの量は一層少なくなり、緩い登りをキコキコ走る。先ほどの因幡街道からのショートカット、県道296の出口がここに合流、そちらから降りてきたクロスバイク(?)の方と軽くご挨拶。あの位の勾配は飄々と越えちゃうのね。

R373やまさと

R373やまさと

旧山郷小学校あとの施設、R373やまさと内の郷山キッチン「おむすびころりん」さんでお昼に。どこも学校の跡地利用というのが少々寂しいが、きれいに整備された建物。

郷山キッチン「おむすびころりん」

ランチをいただくつもりが、メニューをうかがうと思ったよりボリュームがあり、登りと暑さもあったのでおむすびセットに。シンプルなんだけど具材の風味が豊かすぎて、これで400円とか近所にあったら毎日お昼に通いたい。

智頭往来 道標

智頭往来 道標

途中智頭往来ちずおうらいの道標。文献などをみると、智頭街道よりもこの呼び方の方が一般的な様子。その昔大名行列が鳥取から峠まで約2日程度かけて渡っていたそうで、ブロンプトンのスピードでさえ当時の旅情を結構端折っているんだなあと。

名勝 副ヶ瀧
名勝 副ヶ瀧

そんな当時のままの風景といわれる魚の棚を抜け、少し道が細くなったあたりに名勝、副ヶ瀧そうがたき。季節のせいか少々水流は少ない感じだけど、バランスのいい美しい滝。

千代川

川辺まで降りる事ができるので、タオルを浸して頭からばさー。汗が吹き飛ぶ心地よさ。
洗ったタオルはリアキャリアに干して出発(笑)

志戸坂トンネルへ

登り道もクライマックス、志戸坂峠を抜ける志戸坂トンネルへ。

志戸坂トンネルへ

一般道と志戸坂峠道路が一旦合流して抜ける形になっていて、自転車歩行者道にのってトンネルを抜ける。

志戸坂トンネル
志戸坂トンネル 鳥取側

以前に少々怖い思いをした智頭トンネルを思えば、柵もあり道幅にも余裕のあるこちらの歩道はだいぶ気楽に走ることができた。

志戸坂トンネル

1,630mのトンネルは鳥取側からだと緩い下り、歩行者を意識してか隧道内の照明はライトが要らないほどに明かったり。当然ひんやりと涼しいので、出口からのむあっとした熱気を感じると出たくなくなるほど快適だった(笑)

西粟倉村

トンネルを抜けると岡山県、西粟倉にしあわくら村に到達。

志戸坂トンネル 岡山側

トンネルの開放感に乗って下りをシャーっと行きたい気分だが、志戸坂トンネルを出ると再び一般道と自動車道は分離、自転車もスロープ付階段で追いやられたり(笑)
(続く)

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