来島海峡、パンク修理

1,534 days elapsed.

(「鈍川温泉へ」から続く)

今まで意外となかった旅先でのパンク。ポンプで空気を足してみると、入れたそばから抜けるタイプではないスローパンクチャー。CO2ボンベは1本しかなく、明日の走りが本番という事もあるので少し様子を見つつ。

工房織座

温泉から玉川ダムへ立ち寄るのをあきらめて進む。とちゅう、工房織座さんへ立ち寄りお土産選びなど。
とても繊細で綺麗な色の草木染めマフラー、お店の方に相談に乗っていただいて一品。ループなど機能性のバラエティにも富んでいるので、巻が解けにくいものを自分のポタリング用にも欲しくなったり。

工房織座

静かな風景に工房の折機のリズミカルな音がなんとなく合う、ちょっとホッとする場所。

いぼ地蔵

Cafe Magnolia
Cafe Magnolia

お昼も回っていたのでご飯に。地元の自転車乗りの方のブログで見かけたカフェ・マグノリアさんへ。マクロビカフェなのだそう。
マクロビオティックと聞くと健康食程度のイメージしか湧かない人なのだけれど、いただいたランチは一品ごと、どれも頬張った時の風味と歯ごたえのよさに驚いたり。大変美味。
カウンター席からの眺めも、秋らしからぬ濃い晴天の映える素敵なお店だった。

玉川町

お腹を補充し、再び後輪の空気も補充しつつ蒼社そうじゃ川に沿って進む。だいたい5km位進むと漕ぐのが困難な程度エアが抜ける感じなので騙し騙しに、他にいくつか立ち寄りたい場所もマークしていたのだが今回は残念。

蒼社川から今治市街

川沿いはややおどろおどろしい雰囲気の場所もあるが、交通量がないので気楽に走ったり止まったりできていい。川の向こうに今治国際ホテルのランドマークが見えてきてホッとしたり、ブロ乗りの方とすれ違ったり。

今治城
今治城

川から外れたあたりで自転車屋さんを見つけて予備ボンベ購入。宿までもう10kmもない筈なので、パンク修理はゆっくり宿で行う事にしてそのまま走る。今治いまばり城で最後のポンピングを行う頃には、走った疲れよりそっちの方が効いたなあと。付属ポンプによる空気入れ、先日のメンテ講習で聞いた「ポンプヘッドとスポークを一緒に掴んでポンピングする」コツが効果があって助かった。

来島海峡大橋
来島海峡大橋

大浜港から来島海峡大橋

先日の明石界隈を思い出す漁港沿いに進むと、ようやく来島くるしま海峡大橋が見えてきて、必要以上に感激(笑)

糸山公園へのアプローチ

ただ、海沿いのルートで向かうと最後が酷い坂道だったり…

来島海峡大橋 原付・自転車用アプローチ

サンライズ糸山
サンライズ糸山

来島海峡大橋 入口

糸山いとやま公園に入ると、橋の自転車用登り口やサイクリングターミナルなど、自転車乗りのメッカ的な雰囲気が高まってくる。

来島海峡展望館付近
来島海峡展望館から

来島海峡展望台で一枚。重いタイヤで登ってへろへろになりつつ今晩のお宿、大潮荘だいちょうそうさんへ。

大潮荘

観光向けの宿泊施設は一人旅だと予約すら受け付けてくれないところが多いのだけど、こちらはツイン部屋を潰した一人向けのプランがあって大変有り難かったり。橋の入口からの距離も近いので便利。

大潮荘
大潮荘 客室からの眺め

なにより、客室からのこの眺めは素晴らしいの一言。

大潮荘 客室

フロントが3Fで客室は1F、エレベーターを使って降りる。ブロを転がしながら客室までの道中は特に問題なく。

パンク修理

夕食までの時間に少し余裕を取って早速パンク修理。穴はチューブ外側、シーム沿いに刺し孔がプチっと。流石にお宿の湯船にチューブを浸ける訳にもいかないので、指で水を塗りつつ孔を探すのに苦労した…位の小さなパンク孔だった。

パンク修理

ぺたり。手はよく洗ってからパッチを貼りましょう。

パンク修理

油モノで施設を汚さないように細心の注意を払う。ウエスの他にキムタオルとか常備しておいてよかった。

パンク修理

で、修理したチューブは予備にして、持参した新品のチューブを装備するのだが、ここでまさかのトラブル。

シュレーダーバルブが壊れているようで空気漏れでお手上げ。以前、孔が開いていた不良チューブを掴んだ事があったので、事前に軽く空気を入れてチェックしたものなのだが…。
今回も偶々の不良とは思うのだけど、個人的にはもうiRC製チューブは使いたくない。
急いでパッチしたチューブに戻し、ポンプで入れれるだけ空気を入れる。これで一晩置いてエア抜けがなければCO2を使う事にする。

大潮荘 夕食

お風呂で汗を流して夕食へ。後半は旅情に欠ける道中だったが、最後は暮れてゆく来島海峡を眺めながらの豪華な海の幸をいただいたり。うまかった!

来島海峡大橋 夜景

来島海峡大橋と月

夕食後の散歩に展望台まで。お天気に恵まれ、日が暮れても風もなく、半袖でも寒くなかったり。

大潮荘

明日はいよいよ初しまなみ海道縦走。
(続く)

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