サドルバッグの補修

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仕事場から帰宅、いつものようにブロを畳んでふと違和感。
はて、サドルバッグがナナメになってる?

切れたベルト

先日LTRで記事にしたばかり、愛用のGilles Berthoudのサドルバッグのベルトが使用2年とちょっとで切れてしまっていた。Brooksのメタルに通して下げていたベルト革は、床面が削れて綺麗に裂けていた。700gをぶらぶらと下げ続けていたので、お疲れ様といったところ。

サドルバッグ 2年経過ベルト

切れていない方のベルトもかなり伸びて柔らかくなっており、力を入れると手でも切れそうな感じになっている。

サドルバッグ ベルト通し

とっさにベルトだけ交換しようと考えたが、バッグ側のベルト通し革もいい伸び具合になっていて、こちらも切れてしまいそう。バッグごと新調しようかとも考えたが、やっぱりその前に…。

サドルバッグ ベルト通し

おもむろにベルト通し革を取り外す。

サドルバッグ ベルト通し

手持ちに3mm厚のサドルレザーがあったのでカットしてみる。
新しい革の白さが目立つが、購入当時の色はむしろこっちだったり(笑)

サドルバッグ

バッグ本体は洗剤とブラシで丸洗い。

サドルバッグ ワックス

ワックスを塗ってアイロンして、

サドルバッグ 撥水

簡易撥水処理。

サドルバッグ補修

新しい革を縫い付け。布とクロス縫いはかなり面倒くさい。

Gilles Berthoud 刻印

古い革から刻印部分だけを切り出した。半分程度の厚みに漉いて床面処理してみる。

Gilles Berthoud 刻印

バッグ内側へ縫い付けて本物を主張(笑)

サドルバッグ ベルト

純正ベルトを取り寄せ。今までのものは一回り縮んでる事に気づく。

サドルバッグ補修

仕方ないが色味はバラバラ。

サドルバッグ補修

金具との当て革も旧い革から切り出して作ってみたり。中身一式を放り込んで下げてみても、さすがに革が新しいだけあって張りが違う。
また2年経って傷んでしまったら、今度は自作するのも楽しいかなあと感じるサドルバッグ補修だった。

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