振り返れば2013年もあっという間に過ぎ去って、今回が恐らく今年最後のまとまった走り。週末の天候不順に阻まれた一年だったなあ。
ふだん北方面へ走りに行く時は武庫川経由でJR福知山線、猪名川経由で能勢電鉄を輪行して一山越えているのだが、もうちょっと気軽に走り出したい気持ちも出てきていたりする。
生瀬橋から北上するルートや、中山観音駅(一週間ほど前に改名したそうで驚いた)から五月台の長尾山トンネルへ抜ける勾配は自分の足では登れない印象。で、いつの間にか五月台へ繋がってた山本駅からの坂道ならどうか。という事でチャレンジしてみる。
水分購入に立ち寄った山本駅前のファミリーマートでサイコンの電池が切れるハプニングに見舞われたが、無事電池を交換。前回の交換から414日保った。
前日に久々リアコグを交換、46-15の5速坂道仕様にセッティングして挑戦。トンネル入口までの勾配は足的に2速でも登れそうだが、心肺が保たず中盤1速をくるくる回して何とか登り切った。この時期でも思ったより交通量が多く、グレーチングが進路縦長なので気を遣う。
長尾山トンネルへ到達。なんとか登りきれたが、バンバン活用できるかと言われると悩むキツさだった。
トンネルは左側に歩道。ナトリウム灯以外の光源のおかげか坑内も明るく走りやすい。途中ホームレスの棲家跡らしきものがあってギョッとしたが、ジョギングや散歩にも使われているようで、歩行者にも活用されているトンネルといった感じ。
抜けて芋生川を渡る長尾山大橋へ出ると、トンネル内では遮られていた谷を渡る北風に震え上がったり。
生瀬から登る県道33へ接続する325号をもうひと登り。ここ数日の冷気もあって、やはり路側帯にはかなり塩が積まれていた。
手袋を突き抜ける冷気と軽快な下りで寒気持ちいい状態で県道33を駆け下り、次は324号を抜けて日生中央方面へ。車では走りたくない「険道」で有名なこの道、新名神の工事のお蔭でかなり綺麗になったと聞いて気になっていた。
車で走ったのも結構昔なのだが、それでも分かるあまりのリニューアルっぷりで驚いた。谷なので凍結と撒き塩が怖くて恐る恐るではあったが、対向2車線化されたゆったりとした道幅に以前の名残は全く残っていなかったり。
高速道路部分はまだ橋脚が立っている程度だが、こんな場所でもまだまだここまでドラスティックに拓かれるものなんだなあとちょっと感動したり。
巨大なパワーショベルの中にブロンプトン収納できそうだなあとか、休みに入ってポンプ位しか動いていない工事現場を撮影したりする。
麓の交差点側も大改装中。これで能勢街道やR176もちょっとは空くのかしら。
(続く)