街は「夢千代日記」の舞台を掲げた案内がそこここに。自分の親の世代のいわゆる「聖地」になるのかなあ。流石に観た記憶もなくて、まだ街中にいくつか立てられた温泉むすめのスタンディPOPの方が見覚えがある位。
到着して
全般的に「ひなびた」とはまた違う閑散とした感じが漂っていて、11月からの挽回を応援したいところ。
今晩のお宿、「湧泉の宿 ゆあむ」さん。
以前、リニューアル前の「ゆもと」の頃以来だけど見違えた。「ゆきとどいた」という言葉がぴったりのおもてなしが調度にも料理にもスタッフの方々にも見られて大変素晴らしかった。
料理と温泉を楽しんで翌朝は再び夜明け前。片道10kmほどの
せっかくなので荒湯で記念撮影。早朝でも灯りがついているのね。
流石に海が近いだけあって数字ほど寒くなかった。ただやっぱり手袋は欲しかったかな…。
到着。夜明け前の暗い海岸に激しい波の音。
7年ぶりに同じ場所で撮ってみると、当時打ち立てだった護岸のコンクリが愛車同様、随分年季が入ったことがわかる。
じっと夜明けを待ちながら、
夜明け。さあ復路。
日が昇って道の駅があった事に気づく。前からあったかな?
脇を流れる
チェーンやコグが汚れた状態になると、クランクを逆転させた時に内装のドライバー(フリー)に追従せずにチェーンが暴れて外れる事が結構ある。
ズボラして携行しているニトリル手袋を着けずに修理したせいで撮影もできない位手が真っ黒になっちゃったり(笑)
ここはブロに10年乗ってみて、買ってよかった商品ベスト5に入る愛用品TIPTOPのクリーナーで事なきを得る。
明けた戻り道は向かい風かつ緩い登りながらも、温泉と朝食を楽しみに走ると結構近くて無事に到着。
再びブロはトランクに収まって、今回の旅行の自転車パートはこれでおしまい。
帰りの車中から、家から100km以上離れた場所を見て「ここはブロで走ったな」と思い出すのは今でも何だか不思議で面白い感覚。
まだどこに行ってもマスクとアルコールな世の中だけど、それも少しずつ日常になってきた感じ。次はまた輪行でのんびり出かけたい(その前に車体をキレイにしないと…)