日帰り福井県2

（その1から続く）

福井県（ふくいけん）に入ってすぐ熊川宿（くまかわじゅく）に到達。

お昼前で駐車場が混雑する道の駅手前の道から街道へするり。

絶えず水路のせせらぎが聴こえる綺麗に舗装された古い宿場の街並みに旅情が高まる。今日は天候も抜群で山の眺めも素晴らしかった。

当時の番所の再現模型に、少し前の謎のウィルスによる都道府県の往来自粛ムードを想起したり。世の中、あんまり変わってない。

道の駅の混雑の割に往来を往く人はそれほどでもなく、皆お買い物なのかしら。

上ノ町（かみんちょ）、中ノ町（なかんちょ）、下ノ町（しもんちょ）と、端から端まで周ると結構な距離で、たいへんブロ向け。

若狭側の入口はコスモスが綺麗。

一往復して、コーヒーショップを見つけて一服。SOL’S COFFEE LABORATORYさん。東京（とうきょう）のお店の支店らしく、いただいた水出しコーヒー、お借りした軒先のベンチからの眺めだけを撮影しててお店の写真を忘れる位に風味が素晴らしかった(笑)

店を覗くにもマスクやアルコールの所作が煩わしいこれから、またこの風景を見ながら美味しいコーヒーを飲みに来たいなあと考えられる軒先のベンチがある観光地は重要なのかも？

リフレッシュして出発。ここから北へ進んで三方五湖（みかたごこ）へ。

一山越えて思った以上に日差しが暑くなってきたので自販機休憩。

若狭梅街道（わかさうめかいどう）に乗る。この辺りは梅の名産地なのだそう。この夏は和歌山（わかやま）に行く事が多かったので何だか梅づいてる。こちらも交通量多し。

道中、マップでちょっと気になった場所を見かけて寄り道。
佐久間記念交流会館。

日本初の潜水艇の艦長だった方の記念館だそうで、帰ってから調べてみたら世界的にも有名なのだとか。生憎と本日は閉館。

旅先で地元の名士、的な記念館はいくつか見かける事もあるけれど、大抵は時間も経ってちょっと辛い感じになっている事がほとんどなのに、こちらは今でも周辺の手入れが行き届いた感じでなるほどなあ、と感心したり。

そんな寄り道からふらふらと進んでいると、若狭町端の道標。
あれ？湖どこ行った？
（続く）