LTR:ショルダーバッグ

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ロングタームリポート。
購入して2年が経過したショルダーバッグを検証。

Brompton Shoulder Bag

従来のコーデュラと風合いの違うファブリックのバッグ。使ってみて、取り外して使えるブロンプトンのラゲッジ。ではなく、ブロンプトンに取り付けられるバッグ。を目指したのかなと感じられる。
容量的にミニOバッグとの使い分けが多い。書類や本を運ぶ時はほぼこちら。逆に輪行で走りに行く時などはカメラや輪行袋が出し入れしやすく防水のミニOという感じ。

Brompton Shoulder Bag

普段の手入れはブラッシングで埃をはらう程度。2年経過でもまだ褪せた感じはそれほどない。

Brompton Shoulder Bag

背面。フレームの通る箇所が擦過によりテカリが出ている。
名前の通りショルダーバッグとして使用しても、バックルを留めてメッセンジャーバッグ的に使用してもフレームが身体に触れて気になるといった事はなかったが、ここは個人差などもありそう。
マウント箇所の左のリベットが飛んでいる。頻繁にやるのでもうあまり記憶にないが、多分このバッグでもお座り中にブロをコケさせてしまった様子。

Brompton Shoulder Bag

フラップを開けたところ。手前側の布のヨレを強く感じるが、奥側にバッグフレームが入っているせい。

Brompton Shoulder Bag

フラップ裏。可動のいちばん多い箇所なのと、フタ部分に板状の芯が内蔵されているので多少のヨレが発生している。

ブロンプトン ショルダーバッグ

底面。樹脂フレームに沿ってテカリが出来ている。

ブロンプトン ショルダーバッグ ライニング

ブロンプトン ショルダーバッグ ライニング

独特の手触りのライニングは、丈夫な外側の生地よりは経年の痛みが目立つ。

ブロンプトン ショルダーバッグ ベルト

ショルダーベルトは安心感のある丈夫なウェビング。収納時に左右のカンをスライドさせる為、使ってゆくと毛羽立ちなどが発生してくるが今のところ兆候はみられない。

ブロンプトン ショルダーバッグ 革ハンドル

バッグ脱着時や、少しズボラをしてブロの曳き手として引っ張る革ハンドル部分。根元のステッチは力のかかる箇所なので真っ先に切れるかと思っていたが意外と丈夫。

ブロンプトン ショルダーバッグ 革ハンドル

ハンドル箇所は購入当時と見較べると皺の年季が入ってきた。この2年でブロの転がし移動の際に少なからず曳き手として引っ張ってこんな具合。

ブロンプトン ショルダーバッグ

開口部ファスナー。大きめの務歯で開閉しやすい。スライダーの根元の塗装が少し剥げてきた。

ブロンプトン ショルダーバッグ

ギボシを留めるフラップ側の革ベルト。
これを留めずに走行すると風圧でフラップは簡単にめくれ上がるため使用頻度は高い。革に年季が入ってきたが留める際のクリック感は失われていない。使用時に一番触れる箇所のような印象があるため、後述のような気になる点、気づく点も多い。

ブロンプトン ショルダーバッグ

フラップ側ベルト革上部。こちらもフラップの開閉で相応の皺。ここまでアップにしないと、ふだん気になる事はない。

ブロンプトン ショルダーバッグ

バッグ発表時、ロールトップ・ショルダーとどちらを選ぶか迷い、開閉が楽そうなこちらを選んだ事を覚えている。

Brompton Shoulder Bag

使ってみて気づいたこちらのショルダーの厄介な処はこちら。バッグの中身に余裕がある場合、ギボシが逃げてしまうのでフラップが閉めにくい事。フロントブロックに装着した状態でハンドル越しにちょっと中身にアクセスしたい時などは結構イラっとする。

Brompton Shoulder Bag

逆に、不意の荷物などが増えるとこのように締めにくい。バッグ片側にアルミフレームが通っている構造のせいもあって、走行時は閉めておく必要があるのでつらい。

Brompton Shoulder Bag

Brompton Shoulder Bag

ショルダーベルトは装着時はバックルで短くまとめないと危険なのだが、まとめてもフラップの外側に垂らすとベルトがバッグ背面とステムの隙間に落ち込み、ハンドリングの障害になってヒヤっとする場面があったりした。その経験から乗車時はベルトを必ずフラップ内側にしまうのだが、前述のギボシ周りの面倒さが気になっている。
こちらは最近のモデルでは改良されたようで、ゲームバッグ風のサイドベルトで簡単にまとめられるようになった様子。

Brompton Shoulder Bag

ブロンプトン用バッグも用途やデザインで迷えるほどラインナップも増えてきて嬉しいものの、ほいほいと追加購入できる程の価格ではないのが悩ましいところ。
実情は不明だが、ショルダーバッグはカバン然としている為か、ブロの用途ががっつり輪行の遠出や車載で近距離探訪となると候補から漏れやすい製品だと感じたりする。だが、家から半径10kmの生活圏を走り回るような活用を始めると途端に使い勝手がよくなるバッグ。

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