いつものように出かける準備をしていると、咄嗟に身をかがめる位の破裂音が背後から。
後輪が何の前触れもなく突然バーストした様子。
出かける前のタイミングだったのは運が良かったというべきか…よく見るとバルブが裂けており、ここが爆心地だった様子。
とりあえずブロをメンテスタンドに吊って後輪を外しにかかる。
去年の5月にチューブ交換したiRC製のチューブ。どういうシチュエーションなのかよく判らず、こんなケースもあるんだなあと。精査はあとでする事にしてチューブを交換。
サドルバッグの予備を引っ張り出す。以前仏式チューブに交換された方から譲り受けたKENDA製。
内側に一箇所パッチが有るが、試しに軽く空気を入れてみても問題なさそう。
と思って交換、装着して空気を90psiほど装填してみたところ、後始末をしている間にまさかのパンク。
空気を再装填してみると、40psi以上入れたあたりでこちらもバルブあたりからシューとエアが漏れてしまう。
目立った外傷や気泡などはなかったので、以前のしまなみ旅行の際に食らったバルブコア的なトラブルかと思い、コアを手持ちの予備に替えたりロックタイトで締めてみたりするも治らず。
エアがある程度高圧になった時に漏れ始めるチューブのトラブルは、タイヤとリムをちゃんと装着しないと再現しないのが厄介。
買い置き最後のチューブを棚から引っ張り出す。予備チューブのバルブトラブルとか、日暮れ間近の山奥とかだったら詰んでるケースで恐ろしい。
過去の経緯からiRCのチューブは信用できないので色々チェックして装着。
こちらも手持ちの空気入れとのバルブの合いが悪くてちょっと心配。
結局2時間遅れで出発し、なんとか所用を済ませる。
予備チューブがないと怖いので、その足で最寄りのブロンプトン取扱ショップなサイクルセンターサンワさんへ。
6年ほど前に初めて洗車用具とか買いに来たお店。
当時全然知識がなかった頃、自転車に乗っていた友人に「ハードルの高い店」と評判を聞いた印象がまだ残ってて腰が引けたり(笑) 品揃え豊富だし店員さんも親切でした。
標準(?)チューブと較べるとちょっと細身のシュワルベ・チューブを購入して、帰宅後チェック。
ロゴが新しくなっていた以外は以前と変わらず。パックしてサドルバッグへ放り込み一件落着。
愛車はここまで約年イチ位のペースでパンクしているが、街乗りで道の継ぎや段差などからショックを受ける前輪より、体重と駆動力がかかる後輪の方が圧倒的に確率が高い。今回のバルブ・トラブルなどは、できれば二度と遭遇したくないところ。
私も前後とも家に保管してる状態で破裂しました。構造的に傷がつきやすいのかも知れないのとスポークの間隔が狭過ぎるのでストレスがかかり易いんでしょうね。なので私はフレンチバルブにしましたよ。
ひで さん、コメントありがとうございます。
確かに、リムの穴でバルブに少しずつ傷がついてドカン…というのは納得できます。
仏式バルブに変える話はよく聞き興味もあるのですが、ブロンプトンが標準で米式に
こだわるのは何故なのかも気になるところです。