以前行った
そんな中、たまたま時間も空いたので急遽行ってみることに。
JR姫路駅周辺の大改修も仕上がっていて、歩道橋を経由する乗り換えがかなり便利になっていた。
平日なので通勤ラッシュアワー突入だが、ここからのJR
車両の切り離しや乗り換えで、
降車側の駅前はノスタルジックな雰囲気。反対側は垢ぬけた駅舎。
予定はここから生野銀山を見学して
ルートを変更して姫路へ戻る、いわゆる銀の馬車道コースに変更しようかと一里塚趾へ来て見るが、こちらのコースにも昼には雨雲が通る様子。レインポンチョがあれば強硬するのだけど、ぞんざいな支度で忘れてきたのは痛恨。
とりあえず生野の町をポタポタと。生野義挙趾と代官所跡、明治維新前夜の記憶。この頃の銀山は排水問題などでほぼ休山状態だったらしい。
銀の算出ということで古くから栄えた町だけあって、時代の入り組んだ感じがとても面白い。普通すぎて違和感のない今井邸も、明治時代中期の建築だったり。
とはいえ雨雲も迫っているので早々に。寺町通りに向かう途中で見かけたカフェ、アルジャンさんで朝食兼昼食。ジャズとソファの落ち着いたお店だったので、見学した後にのんびり訪れたいお店だったなあ。
生野銀山発祥といわれる
西福寺と金蔵寺は明治のお雇い外国人の初期の宿舎だったそう。その後建てられた外国人宿舎が神子畑のムーセ旧居なのだとか。
通りを抜けてR429へ出ると
市川。姫路の東を流れてるあの川なんだなあとしみじみ。
鉱山そばの川と聞くとヘンな色の水が流れてそうなイメージが湧くが清流(笑)
古代の採鉱を裏付ける鉱業の神(金山彦命)を祀る神社。
わきに御下賜金の碑が立っているのだけど、教育委員会の立てた案内板と生野銀山内の案内板で開坑の見解が異なっているような。
川沿いを走って生野銀山へ。左手に見える三菱マテリアル事業所の隙間から覗く古城山は山体がえぐれていて、数百年掘ってもまだ出るもんなんだなあと。
道中も古い施設が廃墟化していたりで、なんともいい感じに。
江戸時代の手掘り跡とか、凝った意匠の橋とか、車だと気づかず行き過ぎてしまいそうな見どころが。
国道を逸れて銀山への坂。少々息の切れる500mほど。
入り口わきに
ブロンプトン、一円電車でも輪行可能(笑)
駐車場わきで半ば打ち捨てられたような展示の車輛を撮って遊ぶオッサンなのでした。
(続く)