LTR:保護テープとよもやま1

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Brompton RS-5000

水たまり雪の中を走ってしまったので今年最初の洗車。
あわせて導入2年になる、フレーム保護の通称ヘリコプターテープのロング・ターム・レポートなど。

ブロンプトンに5年乗ってみて、塗装につく目立つキズの内訳は「ワイヤーが一番の原因」という印象。これは通常走行時にブレーキやシフトワイヤーがフレームに接触するもの以上に、折り畳み時のワイヤーの折り曲がりの接触で発生するキズが多い。逆に考えればそれだけ畳んで活用しているという事で、折りたたみ自転車としての名誉あるキズなんだろうなあと。

Brompton フロント左側

2年の間にキズに気づいてペタペタ貼った箇所を順に丸で囲む。
車体前方左側、ハンドリングでブレーキワイヤーとフォークが接触する箇所にペタリ。

Brompton Fフォーク左

泥除けのないEモデルなどでは純正のケーブル・フェンダー・ディスクが付く箇所。塗装ではないので貼っていないが、泥除けとケーブルの接触箇所もキズになる。
ブレーキングとハンドリングでケーブルがフォークを上下に擦る。昨年フォークを交換して保護なので今のところキズなし。テープにもダメージなし。

Brompton リア左側

車体後方左側。ケーブルの這わない左側はあまりキズがつかないので、個人的に事情による貼りつけ箇所が多い。保護目的とはいえテープをペタペタ貼りまくるのは美観を損なって嫌いという方は、過去の記事写真と比較して目立ち具合などの参考になれば。

Brompton リア三角左側

リア三角左側。ここは何故ついたのか不明の大きな塗装はげがいつの間にかあったので、ぞんざいにタッチアップしたのちテープ保護した箇所。雨中走行で泥がリアタイヤに巻かれ、泥除け沿いに運ばれてフレームのこの辺りに叩きつけられたのが原因かもしれない。テープの艶から分かるように、以降は全く傷はついていない。

Brompton リア三角右側

左側からの撮影だが、リア三角右側の内側のケーブル擦過による傷。折り畳み時にケーブルが大きく曲がる箇所、かつ展開時はメインフレームとリア三角のワイヤーガイドにかけられたテンションがこのキズになる。6速モデルなどはここにディレイラーケーブルも加わるので、キズの範囲も変わってくるのかも。摩擦に負けてすぐ剥がれてしまうかと思ったが、今のところ問題なし。

Brompton 携帯ポンプ固定

Brompton 携帯ポンプ固定

ブロンプトン付属の携帯ポンプを納車5日目で紛失した経験から、これをタイラップで固定している。タイラップだけでは滑ってズレるので、肉厚のこのテープを利用してキズ保護と滑り止めに。

Brompton BBシェル

BBシェル前側。ブロオーナーならご存知の通り、ブロはお座りや折り畳み時にタイヤが気まぐれに回らない機構になっており、その機能を果たすのがこことタイヤの接触。過去の記事によると納車231日頃にはもう塗装が剥げていた。

Brompton BBシェル

2年使ってみて、刺し傷や擦り傷に対してはまったく驚く性能を発揮したヘリコプターテープも、タイヤのグリップ力によるヨレと、ヨレた箇所から流れ込む雨汚れに対しては厳しい様子。ここだけは平均して3,4ヶ月に一度の貼替えを行っている。
タイヤのコンパウンドがテープに色移りしているがフレーム側には影響はなく、当初の中心の丸い塗装剥げは広がらずに至っている。

Brompton ステム

全体写真忘れちゃったけれどステム箇所にもぐるりとペタリ。
ハンドルを右に切った時にワイヤーが接触する箇所の保護、は気休め程度に、夏場などに使っているボトルケージ・アダプタのキズ防止の為の処置。テープごしに、最初に装着した際につけてしまった引っ掻きキズが見える。

Brompton フレーム ワイヤーガイド

続いて車体右側へ。やはりケーブルやチェーンが這う側のキズは多い。
(続く)

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