どうにかブロンプトンを結えつけて「花のじゅうたん」へ。最終日だそうで半額で入園できた。
最終日ということは芝桜もまばらなのかなと思ったが、多少小ぶりながらもしっかり咲いていて綺麗。
花壇の脇にはベンチとテーブルもしつらえてあり、お弁当を広げたりのんびりした感じ。
ぐるっと巡った所で、売店のいちごソフトを見つけて注文。写真撮らなきゃ、と思った時には既に二口目で、入場料より高かった(笑)が脱水気味の体には最高に美味かった。
他に見るものもないので永沢寺を出発し、今度は県道308号を下って再び千丈寺湖を目指す。目指す標高は同じなのでキツさは一緒だと思うが、こちらの道のほうが広めで走りやすい様子。ただし一部道端が埃っぽいので、下りのカーブはちょっと怖い。
結局今回もブロンプトン珍道中になってしまったなあと走っていると、空に水平虹(環水平アーク)がかかっていて慌てて撮影。これを峠のお土産にすることができた。
さらに降りてゆくと千丈寺山?を目の前にお茶畑が広がるパノラマ。何にもない、満ち足りた景色。
永沢寺を出発してからは常にギアはトップのまま漕がずに降りてきたが、お茶畑を過ぎたあたりからは更に斜度は上がり、道の荒れに用心しつつも最高速度を記録した。トップギアで空走状態の時に鳴るラチェット音(?)が壊れるんじゃないかと思うほど鳴っていたが、ブレーキも含めその他は全く問題なく、検挙される事もなく数kmの下りを一気に駆け下りる事ができた。
青野まで降りるとあたりはのどかな水田風景で、鳥の声を聴きながらのんびり走る。
来た道とは逆方向から千丈寺湖へ戻り、対岸から青野ダムを撮影してゴール。
結局お昼を食べ損なったので新三田駅まで走ってみる。店を探して駅周辺をウロウロしていると、駅前駐輪場の係の方から大正庵を丁寧に紹介していただき、おいしいお昼にありつく事ができた。
この後ついでだからと三田駅まで走ってみたが、流石にR176を走ったのは失敗。低い所から順繰りに整備しているらしいが、このあたりは交通量の割に荒れた道路でブロンプトンでは不快。しかも途中チェーンが外れて何事かと思ったら、チェーンガードが割れて噛んでしまったせいだった。プラ製の部品なので最近取り付けのツメも緩くなっていたのは感じていたが、ケミカルのハネを浴びて脆くなってしまったのかもしれない。
幸い使い捨てのゴム手袋を持ち歩いていたので油まみれになる事もなく、トラウザーベルトもあるのでズボンを噛む事もなく帰宅。総走行距離70kmと、ポタリングとは言いづらい珍道中を終了した。