ちょっとした事があって
で、ちょっと実際はどうなのかなと仙台へ日帰り旅へ。全国旅行支援がスタートしたのもあってか、先の
今回の手荷物検査、CO2バルブはバッグへ移しておきスムーズだったものの、
また、案内の方に積載時の天地について聞かれることもなかった。ブロを横倒しで運搬する場合、愛車はキャリア付きなのもあって後輪側が下の雰囲気だけど実際はどうなんだろう。
天地といえば、仙台空港では荷物引き取りの際にブロを上下逆さま(サドルが下)で持って来られるハプニングなどがあった。これは自作の輪行袋には取っ手を付けず、上部を少し開けてフレームかサドルを持つ造りにしている為に、袋を完全に閉じてしまうと職員の方が天地不明になるせい。飛行機輪行には取っ手付きの輪行袋か、Off Yer Bikeのようなフレームカバーがある方がタグをつける点からも要らぬトラブルが起こらず良い感じ。次新調する際は天地表記も含めて考えよう…
それにしても畳んだ状態のブロ、サドルを下にしてもちゃんと立つんだなあと感心(笑)
マイ・ブロンプトン、
天気予報では地元より2,3度低い情報だったが、23度前後なら誤差の範囲。念のため持ってきた上着は無駄になりそう。
ここまでブロを押しながら来て、さあ漕ぎ出そうと思ったらチェーンが外れていた。旅ではニトリル手袋とTIPTOP携帯クリーナーは欠かせない。
空港設備は国際線側は閉鎖中でやや寂しいものの、どこも新しく綺麗なのだが、周りの景色はこんな感じ。地元の人工島群が造成中だった頃のような雰囲気。
次にサイコンの速度が出ていない事に気づく。先の電池交換から664日、前回の記録(721日)には及ばないが2年程度頑張ってくれた。コンビニを探して購入したが、やはり受信側モジュールのCR1616電池は店によって取り扱いがまちまちで2軒回った。
あらためて出発。とにかくストリートビューで空港から海へ向かうとタイムスリップする場所の現在が知りたくてそちらへ。
もうススキが綺麗な道をダンプに煽られながら進むと、
海岸線と平行してどこまでも続く防潮堤と、暴風垣に沿って並べて植えられた若いクロマツの植林は、当時から嫌という程見た動画で状況を知っていると何とも言えない気分になる。
防潮堤沿いに北上。浪と風と、たまにジェットエンジンの音だけが聴こえる中を走る。
ところで今回カメラを持ってきたもののレンズを忘れるという痛恨のミスをやってしまい、やたらとエモい色彩の広角のiPhone写真ばかり。
さらに北上する為に
この辺りは閑散としたマップと違い、商業施設の立ち並ぶ活気のある往来になっていた。
こちらも刈入がまだなんだなあと思っていたら、帰りに通ったら刈り入れ始めていた。
橋を渡って、航空法の制限区域から抜けたのでドローン撮影。防潮堤で仕切られた緑と青がどこまでも続き、町は蜃気楼のよう。
閖上大橋付近はまだ信号やガイドの整備が追い付いていないのか結構迷ったものの、名取川左岸からは仙台
ここまで、ところどころに避難の丘と書かれた丘陵が設けられており、次の千年への対策が行われていた。丘へ登る階段に貼られた青いプレートが前回の津波で浸水した高さ。
丘の上から。やはり映像ライブラリより恐怖を実感できた。
CRはすれ違う車種が9割ロードバイクなので、もう少し道幅があってもいいかなとは思ったりもしたが運河沿いに松のアーチで風景もよく走りやすかった。
メリケンパークの震災メモリアルパークのような状態保存を行っていた。
2Fまで浸水した小学校も丸ごと保存、展示されていた。
大型のツアーバスが立ち寄っていて、ここ数年途絶えていた観光ツアーと二重の復興を見た気がしたり。
海から一望。ここが一面水深13.7mになったというのが想像を絶する。
見回すとどうしても表情のこわばる周辺で、ほっとして癒された一枚。とりー。
ここから、帰りの便の時刻もあって迷った仙台駅周辺への立ち寄り。まあ折角だからと向かう事に。空港へは電車も延びているので、いざとなれば輪行しようと思えるのがブロのいいところ。
マイ・ブロンプトン、仙台駅到着。初めて訪れたのだけど、地元の人と観光客が相まって活気があった。
ただ商業施設に入ればヨドバシやら、モールにはチェーン店がならんで一気に街の個性が無くなってしまう。
混雑を縫って周辺から脱出するのが億劫になったので(笑)、地下鉄南北線で
東西線に較べて南北線は空いていたので特に問題なく。これで輪行ポイントは217カ所に。
今度は宿泊してゆっくり仙台周辺の観光もしたい。
名取川に沿って再び海沿いから空港を目指す。午後からの晴れ間と向かい風で、上着どころか脱ぎたい暑さに。
途中、お土産というか夕食の牛タン弁当を買いに陣中さんへ立ち寄り。
大阪までの持ち帰りを尋ねてみたところ、お店の方がとても親切丁寧に説明してくださり感じのよいお店で嬉しい。
箱のサイズがMetroバックパックにジャストフィットだったので、UberEatsごっこができると謎のテンション。流石にテールスープは持ち帰れずだったので残念。
今回モバイルバッテリーを持たず、ナビにカメラに色々使ったのでスマホのバッテリーがぎりぎり。飛行機のチケットも入っているので飛行場でUSBを探して出発時刻に。
伊丹空港に着いて荷物を受け取ると最後のトラブル。折角電池を交換したサイコン受信部が無くなっていたり…3個目?
帰宅して牛タン弁当をたらふく頂く。1.5倍の牛タンはもちろん、お米が美味しくて流石米どころ。
準備不足で色々無駄も多かったので、やっぱりもうちょっと余裕をもってプランを立てないとなあ。でも楽しかった。