メトロシリーズのバックパックMを購入。ここ1年で輪行を伴うジテ通が定着して、汎用性のあるバスケットに落ち着いていたバッグをもうちょっとしっかり考えてみようかなと。トートバッグが有力候補だったのだけれど、値段的にも、どうせならちょっとヘンな(笑)ものを選びたいという不純な動機も。
付属のマニュアル(?)によると、公式バッグのラインナップはメトロ、ボロ、トランジットの3ラインが展開されていて、メトロ・シリーズはシティコミューターに最適なバッグだそう。
ブロンプトン・バッグシステムという事でフレーム入り。全ハンドルタイプに使用できるハードグリップが撤廃されたフレームはアルミ部分も黒で塗装され、リベットは見当たらなくなった。本体と同じく改良を重ねた結果なのだろうけれど、ひっくり返して壊しちゃったら自前で修理できなくなるのかなあと一抹の寂しさも。
ソフトグリップはラバーでコートされた不思議な感触。
このバッグを特徴づけるショルダーストラップ。ブロにマウントする時はストラップをバッグ表(?)側に捻って、パッドについたフィドロックをバッグ本体側にスナップして固定する。アバウトに持っていっても磁石で吸い付くのは気持ちいい。走行の振動で簡単に取れてしまわない強さでくっついているが、バッグ側の切り欠きに合わせてスライドさせるとスッと取れるのはよく考えられている。
背当て部分にもパッドが入っているので背負った時にフレームが痛いという事はなかった。登山用ではないので背中を密着させるのではない為、背負心地はそれなり。
バッグシステムのアタッチメントもシールされていた。このせいで最初の数回、うまくブロ側のアタッチメントに刺さらず慌てたり(笑)
装着後は背当てパッドの厚みがある為、バッグを刺したままステムヒンジのクランプネジを回す事はできなかった。
フロントポケット。マチが結構あるのでスマホ等も入れやすい。
防水加工されたポリエステル素材はコーデュラほどテカテカ感がなく高級感がある。
サイドポケットは両脇にある。マチ脇が平ゴムになっているので、500mlのペットボトルがすっぽり入ってホールド感もいい。あんまり使いすぎるとSバッグのサイドのようにベロンベロンに伸びてしまいそうな不安もあるけれど…
前回のラインナップから更に進化(?)した引手パーツはとても使いやすい。お馴染みの蛍光レインカバー(今回はオレンジ)が付属するが、なくてもある程度浸水を防いでくれるフラップ付きの蓋になっている。
バッグ内部。正直開けた時はちょっとアレっと思ったマチ。商品写真などを見ていて、もっとカマボコ的なスペースを期待していた。容量14Lからすると間違いではないのだけど、どうもUber Eatsのアレに刷り込まれていたのかも。
旧Sバッグより小ぶり、旧ショルダーバッグより余裕がある容量はいい感じなのだけど、レンズ1本を付けたカメラをポンと入れてポタリング…にはミニOのマチに軍配が上がる。(ディスコンは本当に残念)
内部のポケットにはA4サイズのノートPCが入り…
間仕切りのファスナーポケットにもタブレットが入る。バッグフレームがあるので結構安心構造。
早速装着して走ってみたり。
ストラップがプラプラしないので快適。
2022年2月22日オープン予定、建物が完成してヴェールの解けた大阪中之島美術館と一緒に。
使ってみて、ちょっと気になる点もあったので次回の記事で。
駐輪場が気になるところ(笑)
輪行時にブロをカバーリングする時も、構内でブロを持ち歩くのも、やっぱり両肩で担いでおけるのは扱いやすい。
名称のMがサイズの意味なら、Lサイズが出れば輪行旅行などにも使いでありそう。