夏の終わりの洗車3

2,219 days elapsed.

(その2から続く)

ヘッドセット定期メンテ。フロントフォークを交換でプロのメンテを受けたので一年半ほどご無沙汰だったが、雨のたびにヘッドセット下側の継ぎ目に滲むグリスが気になったので開けてみる。

(※素人による考察記事です。参考にせず、ご自身での作業は専門家によるアドバイスに従ってください)

Brompton ステム抜き

手順は大体以前と同じ
6mmアーレンキーでウスのボルトをある程度緩めてから、手持ちのビットを差し込んで…

Brompton ステム抜き

金槌でパカンと一発。

Brompton ステム抜き

内部でウスが沈んでステムが抜けるようになる。
とは言ってもスポッと抜ける訳ではないので、ハンドルをぐりぐり振りながらの引き抜きは背筋に効く。

Brompton ステム抜き

ワイヤーは繋いだままなので注意して抜きとり。ウスまわりのグリスはまだ綺麗。

Brompton ヘッドパーツ上側リテーナー

玉押しを取り払ってベアリング。こちらはリテーナーの裏のグリスが黒くなっている以外はまだ綺麗でたっぷり。

Brompton ヘッドパーツ下側リテーナー

下側はちょっと変色が進んでいるが、量は思っていたより残っていた。
きっちりした整備で自分くらいの走行距離なら、潤滑は天気に関係なく3年以上は保ちそう?

銀色クラウンレース

交換したフォーク(2016)のクラウンレースは銀色だった。モデルチェンジ?

ヘッドパーツ洗浄

洗った。まだグリスが塊で残っていたので拭き取りが大変。

ブロンプトン ヘッドパーツ

組み立て。今回はAZのウレアグリスをたっぷり充填。

ブロンプトン ヘッドパーツ

玉押しを軽く締めて、ワッシャーを溝に合わせてはめて

ブロンプトン ヘッドパーツ

ロックナットとパッキンを付けてステムを挿し込む。
玉押し調整が終わるまでは少しステムを浮かせておいて固定。

ブロンプトン ヘッドパーツ調整

ブロンプトン ヘッドパーツ調整

玉押しの締め具合を調整。ここの締め具合、ハンドルをその場で切ってみたりして感覚で合わせるのが一般的。
自分の場合、それよりもメインヒンジを折って畳む動作で調子を見るほうが手が覚えている感じ(笑)

ブロンプトン ステム取り付け

調整を終えたら再度ステムを緩めてパッキンとの隙間を合わせる。ギュッとやっちゃうとパッキンが変形して浸水の原因になる。

ブロンプトン ステム調整

ステムを畳んで、ニップルとキャッチャーの合いでフォークとの角度を揃える。

ブロンプトン ステム調整

最後に6mmアーレンキーでウスを締めて固定。
マニュアルによるとトルクは20Nmとあるのだけど、トルクレンチで締めるとそこまで行かずにスルスルと締め上げてしまい前に失敗したので感覚(?)で。

ブロンプトン ステム調整

ブロンプトン ステム調整

終了後、すこし試走して色々微調整して完了。
秋めいた週末のCRは縦列で走る自転車がたくさん。

ブロンプトン

メンテおわり。6年目もブロンプトンは元気。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です