昼どき兵庫区2

（その1から続く）

いつも何気なく通っている大輪田橋（おほわだばし）も大正13年6月築の兵庫近代建築なのだそう。
橋の向こうに再度山（ふたたびさん）や摩耶山（まやさん）がくっきり見える程澄んだ空気はかなり冷たく。

橋を撮影するのに周ってきた新川（しんかわ）沿いの堤防にも楽しげなディスプレイを見つけたり。

こちらもスゴい。一見漁業系の業種かと思う。

兵庫運河方面に進むと和田岬線（わだみさきせん）の旋回橋。
これも明治中頃に架けられたもので、現存する唯一の鉄道用旋回橋なのだそう。

橋より、撮影場所の後にあるビンテージ北欧家具のお店の方が自分には有名だった。

川沿いをぐるっと周って兵庫城址は保守工事中だった。対岸には巨大なイオンモールが建設中で、あわせて付近に明治元年築の初代兵庫県庁を復元するのだとか。

工事で騒がしい川沿いにカモメの群れ。君ら寒くないの？

入江橋（いりえばし）の清盛くん、次に撮影する時はイオンがバックなのね。

寒空に映える黒鉄黐（くろがねもち）を撮影して時間。中央卸売市場へ。
ピークを避ければ2Fのベランダにブロを畳んで置けるので安心、とエスカレーターを上がると、ブロのコロコロを見て「これエエなぁ！」とお声がけ。「便利やなあ。こんなん神戸じゃ売ってないんやろ？」「いえいえ、国内専門一号店が神戸に…」なんて会話でお店の場所を説明。値踏みもいい線だったので、めでたくブロユーザーが増えればいいな(笑)

洋食ひらおかさんへ。表の手すりに括ったブロに、大事な自転車だから店の中に入れてくれてもいいよと言っていただいたのは大変うれしかったり。やさしいソースのチキンカツ定食を平らげて出発すると、もう寒さに心が折れて高速神戸（こうそくこうべ）駅からさっさと輪行。これだからブロンプトンはたまらない(笑)