先日交換したフロント泥除け、折りたたみ時のフックが付くステー側は既存のものなので、馴染むまでの歪みの影響かお馴染み(?)のステーのタイヤ接触による異音が発生していた。
もうこれ自体は慣れた現象なので、車軸を留めるナットを緩めて進行方向左のステーを外し、泥除け側固定の金具も外してエイヤとステーに曲げぐせをつけて問題解消。
で、再び組み直してネジを締めると、ぐにっとした感触…。
あらら…全然力をかけたつもりはなかったのだが、2.5mmの六角穴は繊細。
もう片方はまだ六角の形があるが微妙な感じ。
ここで純正ツールキットの2.5mmビットを試してみると、穴の奥の方にはまだしっかり食いついて普通に締める事ができたり。
思えばこのアーレンキー、ブロンプトン購入に際して一緒に購入したイージーウィールなどの交換用で購入。自転車工具皆無だったので取り急ぎ買った千円程度の安物。
当時は自転車に工具をここまで使う事になるとは思わず。長年ママチャリに乗っていてもネジなんていじる必要全くなかったしなあ(笑)
とりあえず良い工具の必要性にも気づいたので、自分用クリスマス・プレゼントに選んでみたり。
自分でもブランド名位は知っているPB SWISS TOOLSは流石に勿体無いので、今回のような舐めちゃった事例で評判の良さそうなWeraを注文。工具のネットショップ、店により赤字の覚悟具合がピンキリで比較してて面白かったり。
下1.5mmから上10mmの9本セット。普及モデルなのか、このマルチカラーセットの方が単色のキットよりよく見かけた。
クランクボルト用に買い足した8mmも含め、手持ちの六角と比較。ブロだとたぶん全箇所カバーできるはず。
せっかくなので比較してみたり。左から今までの工具、Wera、純正ツールキット付属ビット。いずれも2.5mm。
写真で見ても断面や、六角のエッジの立ち方が違うのがわかる(笑)
六角の対辺を測ってみたり。ボルト穴をなめてしまった工具は2.46mm。
ブロンプトンのツールキットは2.489mmくらい?
応急工具的な印象のあったツールキットの方が実はきっちりしていたり。素人が下手な安物工具を買うくらいならツールキットで充分ぽい。高価いけど。
今回購入のWera、きっちり2.5mm。なるほど納得。
もちろん今回のボルトも余裕で回せたり。
そんな感じで工具も揃ったのでそろそろ年末洗車しなきゃと帰宅してくるとリアサスの固定ボルトが緩んでいて、あわや。
ついでなのでサスもバラしてグリスアップ。試してみたAZのグリスはデュラグリスと較べて枯れたり流れ始めた際の粘りがないのかも。ジェニーサスはスプリングの表面がだいぶ剥がれて錆止め(?)の赤が溶け出してきた感じ。
締め直し。先日のスキュアー緩みといい、洗車をサボるとの間隔を吟味すると分かることも色々ある…?