県道、交通量も多めになってくるので広めの自転車歩行者道を使うが、このテの道は気まぐれに途切れたりするので使い勝手は良くない。一本筋をずれてみると歴史ある町並みが続くいい道だったりして、そちらを走った。
福知山線方面へ走っているものの、明確な目的地はなくてふらふらと進んだり。だだっ広さに惹かれて農道を抜けたり。
田園のなかの看板に惹かれてcafe de ふくむらさんへ立ち寄り。天井の高い素敵な店内で珈琲と、手前で見かけたイチゴ狩りに刷り込まれたせいか自家製のイチゴのケーキを注文。これが大変風味豊かでとても美味だった。有名なお店だったのかしら。
加古川から柏原川沿いに渡って左岸、右岸をふらふらと。渡ろうと思っていた橋がなかったりしたものの(笑)、おおむね問題なく土手を走る。
柏原川、土手沿いに見ていると表情豊かな川。
土手から降りると以前通ったルートに。今日は寒さに体力を奪われて、鐘ヶ坂を登って篠山口まで帰る元気が出ない。
線路が見えてきた橋の欄干「雪の朝/二の字二の字の/下駄の跡 ステ」。聞いたことある詩。
JR柏原駅に到着。駅舎が立派で驚いたり。
時刻表を確認すると一時間一本、到着までまだ30分ほど余裕が。駅前を見ると「城下町かいばら」の看板があったり、どうやら観光地の雰囲気なので少し周ってみることに。こういうタイミング、機動力があって輪行準備の早いブロンプトンは無敵だったりする。
整えられた商店街を抜けると櫓の公園。旧柏原藩、あの織田家ゆかりの土地なのだそうで、全然知らなかった。
丹波市役所柏原支所。昭和初期のレトロ建築を流用しているそうで素敵。
その脇に大けやき。ここを中心に織田神社や八幡神社などが並ぶ見どころの多い場所。
小川にかかる木の根橋、横からみるとなるほど、木の根が川を渡っていたり。
この支柱も、ベルト(?)部分のオーダーメイド感がなかなか凄い。
先ほどの橋に刻まれた詩の作者、
この辺りでカメラの調子がいよいよ駄目になってきて、まともな写真が撮れなくなったり。列車の時間も近くなってきたので撤収。ここはまた改めて訪れたいところ。
後半、短時間で意外にも充実した観光が楽しめて満足。
レンズ故障には困ったが、お店に持ち込んだところ保証が効きそうで良かった。