先日、Brompton Junction Kobeさんで行われた洗車&メンテナンス講習会を受講してみた。
最近精力的に開催されているブロンプトン・オフィシャルショップの店長さんによる講習会で、今回やっとタイミングが合って申し込む事ができた。
ショップ主催のよくある講習会かと思っていたら、ブロンプトン本社によるアクレディテーション・プログラムの一環なのだそうで、BWCなどのイベントに注力するメーカーの方針が見える。
購入4年も経って洗車とは何を今さらと思われそうだが、講習で使用するケミカルセットを割安で購入する事もできるので、ふだん使わないケミカル群を入手して試せるのも受講動機の一つだったりする。
講習内容は、洗車の実演からタイヤ着脱などの基本的なメンテ方法で、予定時間を超えるボリュームながらも流石ブロンプトン専門店ならではのノウハウが満載の興味深い講習だった。
で、8月最後の週末は、快晴と猛暑続きでできなかった洗車など。
約2ヶ月ほどノーメンテだった愛車の図。相変わらずトルクをかけると異音が鳴り、講習会翌日には遂にチェーンオイルも切れて相当トホホな感じだった。が、数日前の夕立に降られたおかげ(?)で泥や埃は粗方流れてしまい、写真だと汚れはそれほどでもない?
例によって屋外で水かけから。ちなみに講習会ではまさかの水洗い非推奨。理由は思ったより放水の乾燥が難しくて錆の原因となってしまう為と、ケミカルの発達で屋内洗車でも従来と遜色ない仕上がりが出来るようになったからだそう。
写真の左ペダルは折りたたみの軸のところにもらいサビが。
折りたたみと展開の際に手をかけるステム箇所はワックスが剥げているが、雨が少なかったせいか他の部分は意外とまだ水弾き効果が残っている。
アウターワイヤーが意外と汚れており、ここからフレームに汚れが移る事が多いのだとか。
水が使えるのでフィルタークリーナーで流してしまう。講習ではこの辺り、チェーンクリーナー→フォームクリーナーの合わせ技で、屋内で流水を使わず綺麗に洗っていたり。
購入したフォームクリーナーを試す。ガラスクリーナーから派生した製品で、どこにでも使えるのが売りっぽい。
この泡で油汚れを落とす製品となると、ある業種方面の人は某製品を思い出すと思うのだけど(笑)、こちらはアルミホイールにも使える弱アルカリ製品。ノズルに工夫があって飛び散らないのと、はじけて流れる泡の「とろみ」が屋内でのメンテにとても便利そう。
入り組んだ場所には便利。
チェーンはフィルタークリーナーで洗ったあとに水を使わず、フォーミングクリーナーで流してみた。放置でもこの位流れるので、あとはウエスで拭きあげる。
水の乾燥、キャップボルトの頭など手が入らない箇所はエアーダスター。樹脂部品箇所は一吹きしておくだけでも乾燥が早まる。
ロワーストップディスクの内側にサビっぽい色が。
綿棒を突っ込んで拭ってみると、以前吹きつけておいたラスペネがこってり。結構ゴミも入ってたり。
(続く)