風のミュージアム、芝生で整えられた敷地の中に新宮晋氏の作品群が配置されている。底に池のあるすり鉢状の敷地を抜ける風がこれらの彫刻に動きを与える…筈。生憎の曇り空と早朝という事で、まだぐいぐい動いている訳でもないのがちょっと残念。梅雨明けたらまた来たい。
オープニングセレモニー会場が設営してある里山風車を抜け、遊歩道の端でブロをお座りさせる。セレモニースタッフも多数居たが、特に咎められる事もなく。新宮晋氏ご本人も来られていたが、年齢よりお若く溌剌とした感じの方だった。
氏の作品はどことなくユーモラスで、動きを眺めているとそのうち風の存在を忘れ、彫刻自身が意思を持って気まぐれに動いているように見えてくるのが面白かったりする。
撮影していても、カメラをいじっているうちにしれっと向きが変わったりして難儀したり(笑)
彫刻は風車を除いて全部で12。
池に向かっていると亀が。アートに興味あるらしい。
池の裏側から猪避けの柵を抜け、湖沿いの一般道へ抜けられるので、自転車でちょっと立ち寄るのは便利かも。ベンチと自販機、トイレもあるので千丈寺湖周回のついでなどに。
(続く)