桜を見終えてお昼に道の駅へ。ここでも「ならクル」駐輪用のバイクラックがあったので有難く利用。
季節がら場所がらか、レストランが満員で待ちが出ていたので手っ取り早く奥のカフェでカレーを注文。たぶん忙しかったのだろうが、ちょっとお金払うレベルのカレーではなかった…。
昼食を終えて出発。宇陀川を遡って宮奥ダムを抜け、談山神社へ向かう。ダムへの道は谷あいののどかな眺めで鳥の声が響いて心地よいが、勾配は徐々に厳しく。
息も絶え絶えにダム越え。休憩の後、ここから更に登る。
メゲそうになりつつも大峠トンネルへ到達。距離がある上に歩道のないトンネルなので緊張する。
幸い緩い下りの直線が続くので5速でぐいぐい飛ばして進む。対向車の音が後ろから来た車の音と錯覚するのがトンネルの厄介なところ。
4,5分かかって大峠トンネルを抜けると更に八井内トンネル。こちらは短いものの緩いコーナーが続いてブラインド気味なのが怖い。
無事にトンネルを抜けて屋形橋のある交差点へ。車以外で訪れると僻地の厳しさがよく分かる。
談山神社。こちらの門から入るのは初めて。見応えのある山門。
ここから登るとチャレンジする気も起きない物凄い坂だったり。ブロを押すのも辛いほど。
改めてお山を巡る元気もないので入口で記念撮影だけ。いつもは紅葉の季節なので意識しなかったが、桜もそこそこ咲いている事を知ったり。
ポカリスエットを補充した後山を越える。
ここから標高差350mほどを一気降り。急勾配、道わきは埃っぽい上にコーナーはゼブラゾーン完備と大変スリリングな下り。車と絡むと速度が拮抗する分厄介なので、ペース速めに駆け下りる。
無事に石舞台まで降りて明日香村を通過する。こちらも春たけなわの人出だった。
近鉄飛鳥駅へ到着。予定よりやや遅れて到着したせいで、急行はそろそろ帰り始めた吉野からの乗客で満員状態になっていたのが輪行としてはきつい。
ともあれ無事に帰宅。朝から欲張りな桜(と坂)巡りを楽しめた。