裏布の表側にベルクロを仮止め。硬いので、まち針が期待通りに通らないなら両面テープで仮止めしてもOK。糊が針に付くと面倒なので、実際に縫うラインは避けて貼る。
ベルクロを縫い付けて裏布完成。実際にバッグに貼ってみて確かめておく。
バックルを付けるなら、ベルクロ同様にウェビングを指定場所に縫い付ける。バックル自体は純正のものがRadicalDesignの資材売りコーナーにあるが、手芸店などで同じテープ幅に対応したものを購入してバッグ側のバックルパーツごと交換するのがてっとり早い。
表布は基本は特に加工なし。アイデア次第で色々遊べる。今回はテープを叩いてアクセントと、反射用紙アイロンプリントでワンポイント。「BROMPTON」のロゴはバッグに付いてたタグをスキャンして、Illustratorでトレースしたデータを使用した。
実際の使用時に見られる場合は20km/h近い速度で走り抜ける物体な訳なので、結構な大柄の方が意外としっくりする。(バッグだけ持って入店すると赤っ恥をかくこともありますが)
完成した裏表布を接ぎ合わせる。先に入れておいたノッチに合わせ、外表に重ねる。クリップ、まち針、しつけ縫い、両面テープ、ズレなければ何でも良いのでピッタリ合わせておく。
接ぎ合わせと同時にバイアステープを付ける。縫い方のコツは他のミシンテクニックのサイトを参照のこと。
最初は一折りして返し縫いなしで、折り目の0.1mmフチ側を縫ってゆく。多分右上、左上が一番難関だけど、ここはいっそ直角になるようなデザインでもいい気がする。他にもアイロン接着タイプのテープなどを使えばかなり楽。
ここまでは失敗しても表に響かないので、やっちゃったら糸を切ってアイロンでリセット可能。
完成したらフチを包んでステッチ。裏表ともにステッチがテープから落ちないように慎重に縫う。
完成。ランチョンマットみたい。
以上、Sバッグ・フラップの基本的なつくりかたでした。
自作は何よりミシンの有無が最大の障壁ぽいが、最近は入学・入園グッズを縫ってくれる洋裁リフォーム店などもあるので、材料さえ揃えれば請け負っている処はありそうな気もする。(バインダー使えば1分で縫えるような…)