圓教寺境内は高い木が生い茂る中に点在するお堂が神秘的。ロープウェイに同乗した中にも女性一人で巡っている方が何人か見られたが、この雰囲気は確かに好まれそう。展望台からの眺めはガスで残念だったが、天気が良ければ海まで見渡せるらしい。
ゆるっと巡って摩尼殿まで戻り、傍のはづき茶屋でホットプレートに乗った草餅を見つけて朝ごはん。ベンチに腰掛けてもぐもぐいただいていたら、お茶を振舞っていただいて大変うれしい。屋外で食べると何故にこんな美味しいのか。
その後てくてくと下山してロープウェイ駅へ。下りにも添乗ガイドさんの話があり、もう来年のNHK大河、黒田官兵衛ネタが盛り込まれていた。
麓で預けたブロンプトンと再会して展開、本竜野に向けて出発。
山陽自動車道と並走しながら西へ。山を切り開いたような谷間の道で自動車も多く、大して面白くもなくしばらく進むと、大津茂川の土手が自転車道になっているのに気づいてここを走る。
もう少し西へ進んで有名な廃墟神社も覗いてみようかと思っていたが、CRはやはり快適。途中から道幅も広くなり上機嫌で走ったが、JR姫新線と合流する手前で終わってしまった。コース全長1km程…?
神出山田自転車道といい、自転車行政迷走してるなあ兵庫県。
JR太市駅。こういう駅のある土地に住んだ経験はないんだけど、郷愁がこみあげるのは何故なのか。
駅近くの専光寺。一見廃墟かと見紛う古さが凄かった。
さらに走って県道5号に合流すると、緩い登りの先にトンネル。地図で確認して迂回路コースを登ってゆくと、去年の湯村と同じく閉鎖されていた。
本道に戻って槻坂トンネル。さいわい一車線分の広さの歩道が整備されたトンネルだったので苦もなく抜ける事ができた。
トンネルを抜けるとたつの市。ここから下り坂を軽快に林田川まで下りてゆく。
川を渡ってからは県道を逸れ、住宅街のなかの東西につながる道をのんびり抜ける。
姫路より24km走って揖保川に到達。下りのせいか立ち寄った書写山のせいか、あまり走った実感がない。
歩行者専用の橋がかかっているので気兼ねなく撮影できるのがいい。醤油やそうめんで有名な揖保川はやはり流れが美しい。
川幅かつかつに作られた橋なので、最後の一段は自転車を担がないといけない。
何やらひな祭りのイベントをやっているらしく、想像より賑やかな街を進む。今回は観光抜きでお目当てを見学する。
(続く)