北港大橋から正蓮寺川。阪神高速淀川左岸線の工事が続いており、水のない川のシュールさがすごい。
この辺りまで来ると、休日に界隈を走っているのはUSJ目当ての車だけ。工場も静かで不思議な静寂の北港通だが、USJが見えると途端に音楽とアトラクションからの悲鳴が聞こえてくる。寒さと天気で流石にゲート周りの人は少ないが、その分入園者にとっては空いてていいのかも。
自転車乗り一人では用もないので早々に通過。大阪方面は冬の眺め。
天保山へはこのまま桜島方面へ進んで渡し船を利用するのが早いそうだが、そちらへは向かわず安治川へ向かう。
安治川口駅を越えて踏切を渡り川沿いの道路を進む。日曜日なので車はほとんど走っていなかったものの、歩道も路側帯もないのでブロンプトンだと走りづらい雰囲気?
春日出橋を渡り安治川へ。海側の六軒家川水門がちょっとした観光スポット。
そして今日のメインアトラクション、安治川隧道。エレベーターを使って川の下のトンネルをくぐる渡河手段。
技術的には今時珍しいものではないが、一度渡ってみたいと思っていた昭和19年製。
これもある種のレトロフューチャーというのか、独特の狭さと造り、床に敷かれた破線のタイルなどに一人テンションが上がってしまった。
あっという間に対岸へ。護岸があるので川面は全く見ていないのがまた不思議な感じ。
ここから天保山へ。平日はトレーラーなども走っている四車線はガラガラ、寒いので出歩く人もまばらな道はほぼ貸切状態。
しかしこの自転車道の柵、スピード対策のつもりなのだろうけど無意味にイヤらしい造り。
一つ角を曲がると次の道はこのようになっていたりして、自転車対策迷走しているなあと。
阪神高速大阪港線の朝潮橋PAと市立中央体育館を抜けて天保山へ。ここまで車道沿いにも関わらず静かでゆるゆると快適な走りが楽しめた。
実は昼食がまだだったので飲食店を探しながら走っていたのだが、流石にそちらも一斉休日だった。
(続く)