リアキャリアを装着して初輪行、再び紅葉の洛北へ。前回から半月過ぎ、もう街のあちこちが色づいて紅葉シーズン真っ盛りといったところ。
前回同様に阪急で烏丸駅を目指すが、通路に進行方向と平行に置いたキャリア付ブロンプトンは車両の揺れに耐え切れず三度ひっくり返り、途中からは手で抑える事になった。四輪コロの転がりを防止するサドルピラー下端のストッパーが効いてしまう事で、重心バランスが電車の揺れで増幅されてしまうようだ。キャリアレスの時に使用していた加茂屋Stayが、実は輪行時の安定性に凄く貢献していた事に気づいた出来事だった。キャリアのコロのおかげでホームでの取り回しは格段に楽になったが、転倒対策は何か考えねば、うーん。
今回は鷹峯周辺の古刹を巡る。烏丸駅からは北野天満宮までを適当に上り、ここから天神川沿いに北上できないかなと思ったのだが、街なかは流石に行き止まりや細い路地が多く断念。けれど川沿いにぽつぽつと覗く紅葉はどれも見事で、家の窓からこれが見えるのは羨ましい。
すでに人の溢れる金閣寺を素通りして鏡石通りを北へ。天神さんを越えたあたりからは緩やかだが登り、なので寒い筈なのだが、昨日の雨による湿気のおかげかそれほど冷たさは感じない。すぐに道脇が色鮮やかな感じになってきて、吟松寺に到着。残念ながらこちらは非公開なので、塀越しに覗いて通過。谷を流れる北風のせいか、紅いものはもうかなり落葉していた様子。
ここから光悦寺方面へ向かう。距離は短いが25%位の勾配なので、当然ながらブロンプトンを漕ぐのは諦めてキリキリ押し歩く。
頂上(?)間際に古道への入口があり、京都北西の山々が一望できる。自転車だけど、やっほー的な。
大体この程度登るとゴール。おそらく冬期は凍結しそうなので、押しても漕いでもブロで来れるのは秋までといった感じ。
そのままブロンプトンに乗る程でもない距離に光悦寺があり、駐車場奥の駐輪スペースに駐輪。結わえなし、場所は凸凹で安定性悪し。入口までの紅葉の通路に目を奪われるが、入口で学生バイト君が大量にたむろしてくっちゃべってるのは流石にちょっと見苦しかった。
茶席を結ぶ庭園は鷹峯三山をバックに、少し見上げる形の紅葉の数々が素晴らしい。
光悦寺を後にして源光庵へ。こちらもブロンプトンに乗る間もないすぐそばにある。
(続く)