今年はホントに本降りのタイミングで降られる事が多く、注油やら拭き取りやらで足回りだけでも…なメンテが多い。
各ネジのゆるみなどをチェックしていて、ふとサスペンションブロック。
ジェニーサス脱落のときに交換した当時の標準サスをストックのものと較べてみると、6年を経て大分縮んでいる事に気づく。
早速交換したところ、効果が体感できるほどにリアの路面追従が変わって驚いたり。結果平均速度が伸びたりもして、ただのゴムの塊みたいな印象だったけれどモールトン博士は偉大だなあと(笑)
走る方もチビるなら止まる方もチビる訳で、ブレーキシューも全てそろそろ交換時期。
前回の交換から4年で、その前の廃盤GHP IIが走行距離が多いのに7年保った事を考えると、タイヤを変えたりする細かな走行性能の向上がパッドにかかる負荷を増やしているのか、単に搭乗者の目方が増えている為なのか…
今回は船からシューが素手では外れず、ペンチで掴んで引っこ抜いた。
取り外したブレーキシュー。洗車などでホイールを外す際、チューブの空気を抜く方法だと直後にリム側の穴でパンクしてしまう事が多い経験から、ブレーキの船を片方外して着脱するようにしているのだけど、このせいか左右均等にチビていない。ブレーキ鳴り防止の角度ももう少し浅くてもいいのかな?
今回もシューはSWISSSTOP FlashPRO BXP。使い切っての使用感は特に不満もなく。ただ、ちょっと柔らかすぎるタッチや雨天走行時のフィーリングはやはり旧GHP IIの硬さが好み。
途中でブレーキワイヤーを交換してもらっていたので、パッド新品の厚みだとワイヤーの長さが結構ギリギリで難儀した。キャリパーのワイヤー留めスクリューはワッシャも傷だらけでサビを拾っていたので、これ新調したいなあ。
リム側も12年、36,000km走行でいよいよサイドの溝が見えなくなりだした。
ワイヤーの長さが足りずにブレーキレバーの遊びが結構タイトだったりするけれど、効きはキュッっと止まって気持ちいい。雨具なども防水して、今年の梅雨も乗り越えていきたい。