自然体感展望台「六甲枝垂れ」。電車の吊り広告でたまに見かけて気になっていたのだが、実物を見るとやっぱり気になったので、再びブロを括り付けてから見学へ。
回る十国展望台ならいざ知れず、ただのモニュメントのように見える外観に入場料300円は高いと思う関西人が多いのか、下の施設よりぐんと人が少ない。
近くで見るとメインのフレーム以外は本物の木を針金で括って作られているようで、何気に凄い手間のかかったオブジェだったりする。
内側のスロープからの眺め。山の天気で雲が霧のように低く流れてしまっているが、青空のままなら枝の落とす陰と不思議な景色になりそう。
確かに300円は微妙かなと思いつつ半周してくると、内部にいたる通路が。
なんと内部は縦穴の空間になっていて、地下はベンチの円陣になっていた。真上から差し込む陽の光が檜の洞を神秘的な雰囲気にしている。
なんでもこの連休から表の氷棚で作った氷による冷房を行っているそうで、クーラーとは違う優しい涼が心地良い。
すっかり涼んだところでガーデンテラスを出発。結構な数の駐車場待ちの車列を縫ってロープウェイ駅へ。駅前のスロープがなにげにキツイ坂だったり。
甲虫のオブジェが可愛い駅舎はまだ新しくキレイだが、人気がない為ちょっと寂しい。2Fのホームへはエレベーターがあるのでブロンプトンでも楽チン。
切符を買って次の便を待つ。
ゆるキャラ(?)はここにも。
反対側は現在運行されていない六甲ケーブル側への接続ルートになっていて見学自由。気づけば空はすっかり晴天に戻っていた。
この涼しさ。
あちこち撮影するうちに乗客の列も延びていて、まもなくロープウェイが到着。
乗客は7割程度の混み具合だったが、一番乗りだったのでブロンプトンを隅に置いて席に座る事が出来た。
出発。久々に乗ると思っていたより高く、思っていたより速い。
車(?)内に流れる観光案内に昭和を感じつつ、有馬温泉へ。
(続く)