六甲山上駅。80周年の垂れ幕もあるように歴史を感じる佇まいで、旧居留地や異人館と似た雰囲気が漂うのはさすが神戸市。
天井に傘が逆さに吊るしてあるのは何かのおまじないなのかと覗いてみると、なるほど。思わず顔のほころぶ大胆なソリューション。
学校の校舎を思い出すような、なんとなく懐かしい景色。
ブロンプトンを組み立て駅舎を一歩出ると、さっきまで走っていた地上がミニチュアのように。大阪湾の向こう側まで見えてしまう快晴っぷり。
景色を堪能して次の目的地へ。六甲を縦走する県道16号は使わず、車の少ないサンライズドライブウェイを走って六甲ガーデンテラスを目指す。
所々厳しい登りが続くが、ローギアでしっかり踏み踏み登っていく。高低差と日光でフニャフニャになっているものの、走行距離にするとまだ10kmも走っておらず独り苦笑しながら進んでゆく。
景色を楽しみながら六甲ガーデンテラスに到着。敷地にピーター・ラビットのモチーフを配した英国&バラフェアを開催中で、これは是非英国製ブロンプトンと一緒に撮影しないと。
展示やコテージガーデンは予想以上に凝っていて、急に曇りだした山の天気も相まって雰囲気がよく出ていた。
展望台。掴めそうな所に雲がかかっているのだが、麓の方は晴天の不思議な景色。
この後ブロンプトンをバイク置き場傍の柵に括りつけ、ジンギスカン・パレスで豪華な昼食に。入口で三回聞き返されてしまったので、お一人様は珍しいんだろうなあ(笑)。
ランチをしっかり平らげてソフトクリーム。ここで出発しようと思ったが、やっぱりあれ、気になる。
(続く)