LTR:バスケットバッグ

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ロングタームリポート。

Brompton Basket Bag

気づけば家で一番最後に入手したバスケットバッグも2年が経過していて、愛車はすっかり生活に欠かせない道具になったのだなあと実感したり。

Brompton Basket Bag

旧バスケットよりお洒落感の増したデザインながらもコーデュラの丈夫さは健在で、2年経ってもそれほど傷んだ印象はない。
雨に降られる事が多かったせいか、生地よりもリフレクターが凸凹としてきて実際は目立つ。

Brompton Basket Bag edge

Brompton Basket Bag shoulder belt

フチや裏側も特に擦り切れた様子もない。

Brompton Basket Bag inner

購入時レポートにて旧バッグと比較した際には、容量(というか口の広さ)やバッグフレームの曳き手の存在から旧バスケットの方が利用シーンが多いのではと思っていた。が、実際に使ってみると、このファスナー付き内ポケットの存在が自分的には絶大だった。
フロントラゲッジの優秀なブロでリュックやメッセンジャーバッグを持つ行為は盲目的にナンセンスだと思っている派なので、ちょっとした買い物の際など、スマホや財布をちょっとしまえる新バスケットは大変便利。ブロを停めてバッグだけサッと肩にかけて入店もできるスタイルも相まって、すっかり新バスケットばかりを愛用するようになった。

Brompton Basket Bag

逆に、中身に余裕がある時に口を絞るサイドベルトの使い勝手はいまひとつ。意外と緩みやすく、絞ったときにマチが外側にでろんとなってしまうのがちょっと気に入らなかったり。

Brompton Basket Bag

コキを使って、下げると口が絞られる構造のショルダーベルトも正直微妙。夕餉の材料など、それなり中身を満載して帰宅すると、最後にベルトを持ち上げてブロからリリースすると口が絞られて中身が圧縮されてしまうのは閉口もの。
ショルダーバッグとして下げているときも、バッグ自体の重みで口が絞られてしまう為に前述の内ポケットにアクセスしづらいのが歯がゆいところ。

ブロンプトン バスケット・バッグ

Sモデルでの共用を図って廃したのだろうフレームの取っ手もないため、曳き手としても向いていない。
なまじ「バスケット」バッグという名前なので旧バスケットと比較してしまい、このあたりはイメージで損しているのかも。いっそBバッグなどと名付けたほうが良いのではと感じたり。(今度はトートバッグと棲み分けできるか難しそうだけど)

Brompton Basket Bag

気難しいことは書いたものの、最近は遠出のSバッグ、ちょい乗りミニO、日常バスケットバッグが定番になる程使用頻度は高い。

多分ブロユーザーも忘れがちなんじゃないかと思うが、20Lの容量を積んで都市間をスイスイまたぎ、いざとなれば輪行できてしまうポテンシャルはものすごい事なのだと他の移動手段を使ってみるとつくづく感じる。ブロンプトンは、普通の自転車として使うと勿体ないのだ。

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