いよいよ寒いというより冷たい感じになってきた日にルミナリエへ。
混雑を嫌って平日終了間際の三宮、ブロは23時までの神戸国際会館駐輪場へ預けててくてくと。
一方通行入口の元町側は本日最後の行列が形成されていて、この時間でもまだ意外と人いるんだなあと眺めていると大半はアジア圏からの観光客の印象。
スマホカメラなどの普及で列内撮影禁止になった流れには加わらず、途中まで脇をぶらぶら。京町のレトロビル群に映り込む灯りを楽しみながら、消灯間際の人が引いたタイミングでガレリアを鑑賞。今年は青をはじめ変わった色味の電球が増えた感じ?
で、夜の神戸からブロで走って帰りつつ、そろそろ内装5速の中身をグリスからグレサージュに変更して半年、2,000kmほど走ったので具合を見てみることに。
内装変速内部の元のグリスを洗い流し、オイルを噴いただけで運用してみた結果、自分の脚でも明らかに抵抗が軽くなったのは体感できた。とはいえ素人の浅知恵、1,000km位で一度様子を見てみないと、と思いつつここまで。
※素人による考察です。参考にせず専門家の指示を仰いで下さい。
内装ハブ、やっぱり専用工具があるとシェルを開けるのが楽なので、腰が上がるのも早い(笑)
結構な量のオイルを噴いて閉めたシェル、開けて逆さまにしても垂れてこない程度には馴染んでいた。そのまま取り出した部品群は写真のように、全体がテロリと油に覆われていて処々黒い汚れが偏っていたり。
駆動力をホイールに伝えるギアリングの
ケージ内側とかクラッチは特に変わったところは見られず綺麗。全体にグレサージュがしっとり効いている。
ハブシェルからアクスルを抜くと(両側の玉押しを動かすと)変速の調整が厄介なのは以前に体験済みなので、今回はプラネットケージを抜かずに済ませたかったけれどそうもいかず、左型の玉押しも外すことに。動かす前にラッカー塗料でロックナットの位置に線を引いておいた。
中身を取り払ったハブシェル内。こちらも目立ったキズなどはなし。
プラネットケージ側。やり方が分からず分解できなかった部品群の隙間から黒いグリス的な汚れがはみ出していたので、前回流しきれなかったグリスが出てきているのかも。アクスルの中心あたりとかこんなに綺麗だっけ?
ここまで内側から流したパーツクリーナーの廃液。チェーンオイルと違って外からの汚れが入らないので、グレサージュはまだまだメンテフリーで走れそう。次は5,000km位走ったら開けてみようか。
ついでにプーリーも分解。標準のシールドベアリングでないものでも走りに大きく違いはなく、こちらの方がメンテもし易いけれど、グリスの加減、交換頻度とか汚れ具合を考えるとサードパーティ品への交換はアリだなあ。
そんな訳で組み直して取り付け。内装を組み立て、スプロケット群を付け、ホイールを取り付け、チェーンテンショナーを取り付け…てからインジケーターチェーンで変速チェック…して駄目だったら手順を戻す。ので面倒。
今回も、たぶん玉押しの締めが甘い事による5速(トップ)での駆動が不安定な症状が調整で出たのでスプロケ外しあたりまで再分解。
今回の変速調整はこの辺り。そういえば引っかかり具合を調整したという2017モデルのナット、5速用をどこか作らないかしら。