丁字路の角、左手から出てきた前後子乗せのママチャリと出会い頭にガツン。もし同じシチュエーションでもう一回再現してみたとしても、恐らく回避もブレーキも間に合わないブラインド越しの90度衝突。
幸いお互い速度が乗っておらず、転倒や外傷もなかった。のだが、ブロの前輪がスムースに回らない。
フォークやハブに目立った傷はなかったので、スポークかリムが歪んでブレーキに部分的に干渉してしまっている様子でお手上げ。
深刻ではなさそうだけど、怪我や破損があればこちらは保険を申請する必要があるので警察へ連絡。とにかく事故は冷静に淡々と、というのが経験から。
連絡内容は発生した住所、自転車同士、関係者の構成、怪我(緊急性)の有無、通報者の氏名といったところ。警官の到着までの十数分が大変つらい。
警官到着後は個別に状況の検証。免許証の提示と連絡先など聴取、保険証代わりのTEAM KEEP LEFTの会員証提示。会員証を見て「ああ、三井住友海上の…」と知っていたあたり、自転車事故多いんだろうなあと暗澹たる気分になったり。免許証も、大阪では保険証も自転車には必須のものではないので、持っている側だけ提示するのは何かもやもやする。
ホイールベースやハンドル高の計測を行おうとして、ブロのお座りを「これは接触で(折れた)?」と聞かれて流石に苦笑したり。接触状況の検証については、とにかく当たった場所は保全、触らない事が重要とのこと。あと、なるべく正確な事故発生時間が必要なので、こちらはGPSログが役に立った。
状況としては24インチくらい?のあちらの自転車のタイヤがこちらの前輪の横っ腹に。互いにつんのめって、上着を詰めたSバッグと、あちらの子乗せ前カゴの樹脂脚カバーあたりが接触してバンパー代わりにぼよん、という検証。の、事故報告の受理番号を記載した票を受け取って警察のお仕事は終了。保険会社へはこの番号を報告すれば手続きが行われる。
始終恭しかった警察官も撤収してここからは当事者同士の話へ。とりあえず電話番号と氏名を交換し、応急修理の為、先方に案内していただき近所の自転車屋さんへ一緒に向かう。ブロンプトンについては初見の店主さん、前輪の回転具合を見ながらニップルレンチを取り出し振れを取りながら「こっちから当たったんやねー」と事故状況を言い当て、たちどころに前輪を回るように直してくれた。
とりあえず自走できるようになったので先方と話して終了。お互い怪我もなく、感情的にならず処理できたのは不幸中の幸い。
枚方市駅前に着いた頃には日もとっぷり暮れ、週末の混雑する時間帯なのもあって京阪での輪行はあきらめて淀川を渡る。街灯のない川沿いではBullet Lightingでは完全に力不足で、Magnic Lightも追加してしのぎつつモノレール
いつものように
遂にやってしまった感のある事故、それほど大事にならなくて良かった、皆様も気をつけて…と締めたいところだが、ルールが機能していない以上できる注意には限界があり、100%注意できたとしても相手が0%ならトータル50%にしかならず、もう幸運を祈るしかない。
相手が左側通行なら避けられたんでしょうが…
災難でしたが、お互いに怪我がなくてなにより ホッ…(*゚д`)=з
お気遣いありがとうございます。
その後、辻に差し掛かる度に過敏な走り方になっているのがツラいところです(笑)