BJKさんから、2016ラゲッジ展示会で予約していたバッグ入荷の連絡。
前後輪がバラされてメンテスタンドにぶら下がっているブロを慌てて組み立て神戸へ。
週末そろそろ日没の三宮は人でごった返し。BJKの店内もお客さんで一杯だったりして、相変わらずブロ人気は高そう。
程なくしてタイミングを得てバッグを受け取り。当初のお話どおり入荷時期は早かったものの、入荷数は少なかったそう。お願いしていたショルダーバッグは一番乗りの一品限りだったようで、思わぬレアリティが嬉しい。
お店で梱包を開けてもらい、早速装着して出発。少しうろうろしつつ帰宅した。
ショルダーバッグ。クラシック・サッチェルスタイルと銘打たれたミニO対抗の8Lバッグ。他にパステルなイエローのカラーがあったが黒で。
今年からクラシック・レンジとカテゴライズされた以前のバッグシリーズと較べると、モダン・レンジな本品は驚くほど「ブロンプトン」な主張は小さい。反射材なども使用されておらず、カジュアルな雰囲気。
フラップをめくるとファスナーの仕切り。ここにショルダーストラップを挟むと乗車時にだらりとしないのはミニOバッグの反省からかしら?
ショルダーストラップ、バッグ左右の樹脂カンを通した端にストッパーとバックルがついており、乗車時はバックルを繋いで短くまとまる。逆にストラップを最大限伸ばせば、肩掛けから胴に回してメッセンジャーバッグ的なホールドも出来たりする。ベルトはSバッグより細い約4cmのウェビング。
黒バッグのライニングは少し手触りの珍しいグレー生地。
底はバッグ自体に板が入っておりしっかりしている。8Lの容量としてはマチも充分。
背側に中央で二分割に仕切られたポケット。
今回購入の決め手となった横サイズ。A4サイズが無理なく扱える、普段使いできるゲームバッグの位置づけ。
フラップはギボシ留め。中身が詰まってないとギボシが逃げるので、革ベルトが馴染むまではやや使いづらい感じ。
価格差2倍のゲームバッグと比較するのは酷だが、使用されている革はそれなり。ハンドルも革なので、ミニOなどと違ってブロの曳き手として使うのは止めた方がよい。試しにちょっとブロを曳いてみての感想。
底から。お馴染みのアルミフレーム。スリットから伸びるウェビングを巻いて固定されている。フレーム側にハンドルはなく、上部は完全にカバーされている。バッグは全ハンドルタイプ対応。
底の左右にトラベルカードポケット。交通系カードを入れてカバンごとタッチする用?片手でブロを転がしながら改札をくぐる時に便利…なのかな?
お馴染みレインカバー付き。バッグ自体もテフロン・ファブリックで多少の撥水性はあるみたい。バッグ生地は中、外ともにコットン100%。自分が作るSバッグ・フラップの裏地に使用していたイギリス製キャンバスの号数低いタイプのよう(笑)
以上、とりあえずファーストインプレッション。今までミニOでは厳しく、ゲームバッグやSバッグでは大層…な街乗りのシーンで活用できそう。
今回のモダン・レンジのバッグ群、材質やデザインで好みはあるのだろうけれど、日常でブロを使っていて感じる「こういうの欲しかった」感が押さえられている印象。それだけ作っているスタッフもブロ乗り回してるんだろうなあと、身近な感じがするのがなんだか嬉しい。